「かつて同社でアナウンス室長を務めた、元アナウンサーの佐藤里佳氏は幹部らが集まった“戦略会議”の場で、《毎年現場で推薦した学生が役員の好みでひっくり返る》との発言をして、場を騒然とさせたとの報道もありました。
なんでも現場に携わるアナが“将来有望”と推していた人材が、土壇場で役員の女性の好みによって覆されるという話で、苦言を呈した佐藤氏はアナウンス職から異動となり、2022年3月の早期退職を決めたとあります」(前出・芸能デスク、以下同)
たしかに“容姿端麗”な女性アナが多く在籍する印象のフジだが、一方でアナウンス力に不安を感じさせるアナがいるのも事実。アナウンサーとしての“実力”よりも「役員の好み」によって、“見た目”も含めたタレント性を重視する傾向も伺えよう。
4月1日に入社した女性アナ3名もじつに容姿端麗だ。
新人アナ全員が“ミスコン出身者”
浅倉美恩アナは早稲田大学在籍時からミスコンの常連で、2021年に「ミス・アース・ジャパン」ファイナリスト、2023年にも「ミス・ワールド・ジャパン」ファイナリストに選出され、見事に準グランプリに輝いている。
石渡花菜アナも2022年の「ミス中央大学」準グランプリの美貌の持ち主で、フリーアナが多く在籍する『セント・フォース』に所属し、学生リポーターとして『めざましテレビ』にも出演。タレントとしてメディア露出の経験を積んでいる即戦力だ。
そして関西学院大学卒業の吉岡恵麻アナもセント・フォース出身で、2023年の「ミス日本コンテスト」グランプリを受賞。173cmと高身長のスタイルを含めて、周囲の目を引く圧倒的な「美人」と言えよう。
「彼女たちが入社試験や面接を受けて内定をもらったのは中居騒動が発覚する前のことで、旧体制の採用基準ともされる見た目重視”の可能性は否めません。それでもパワハラ・セクハラに敏感な昨今、まさか面接で“セクシーポーズをしてください”とは要求されていないと思います。
それに習慣と体質の改善に動いている職場だけに、役員や上司、タレントからのパワハラ・セクハラに遭うことなく、自分の仕事に集中できるのではないでしょうか。いわば“接待文化”が排除され、これからは女性アナも“実力主義”になりますよ」
かつてミス日本の授賞式で、「苦しんでいる人の小さな声を拾えるリーダーになりたい」とのスピーチを披露していた吉岡アナ。同局にはびこる“悪習”を一掃するような、新時代のアナウンサーになることを期待したい。