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ー 一般女性を3回平手打ちして警察が捜査した過去
デヴィ夫人

 芸能界での暴行事件が相次いでいる。

一般女性を3回平手打ちして警察が捜査した過去

 4月16日早朝、女優の広末涼子が勾留されていた警察署から釈放された。広末は静岡県内の新東名高速道路で追突事故を起こし、搬送先の病院で看護師を複数回蹴り、けがをさせたとして暴行容疑で現行犯逮捕されていた。今後、被害者との間で示談交渉が進められるという。

 さらに、広末釈放が報じられた同日、タレントのデヴィ夫人が暴行の疑いで書類送検されたことが明らかになった。今年2月、渋谷区の飲食店で自身の所属事務所の女性従業員にシャンパングラスを投げつけた疑いが持たれているが、デヴィ夫人は任意の取り調べに容疑を否認している。

 これを受け、ネット上では2つの事件を絡めた以下のような声が相次いでいる。

《広末涼子が釈放されたと思ったら次はデヴィ夫人って》

 期せずして2つの事件が報道されるタイミングが重なる形となったが、デヴィ夫人の場合、事件の心証はより悪いと指摘するのは芸能プロ関係者だ。

「今回デヴィさんは事務所スタッフと口論になった末に、シャンパングラスを投げつけた疑いを持たれていますが、実はこれまでにも同様の事件を起こしているんです。2014年1月にテレビ番組『奥様はモンスター2』の収録中に一般出演者だった女性を3回平手打ちをしたんです。女性は警視庁に被害届を出しました。

 ただ、出演者の女性がデヴィさんを挑発するような言葉を発しており、番組の演出だったのかどうかも争点となりました」

 その後、女性が示談に応じ被害届は取り下げられたが、いずれにせよ「またか」という印象は拭えない。

 さらに、デヴィ夫人の“お騒がせ”は日本だけにとどまらない。インドネシアのスカルノ元大統領の第三夫人として世界を飛び回る“セレブ”でありながらアメリカでも事件を起こしていると前出の芸能プロ関係者が続ける。

「1992年にはアメリカで行われたパーティー会場で、フィリピンの第4代大統領の孫娘だったミニー・オスメニャ氏の顔をシャンパングラスで殴りつけ、37針を縫う大怪我を負わせています。デヴィさんは傷害罪で逮捕され、禁錮60日、罰金750ドルの判決を受け、34日間収監されました。はからずも今回と同じく“シャンパン”が絡むトラブルですね」

 デヴィ夫人は犬猫の愛護を呼びかけ、この夏の参議院議員選挙への挑戦を表明していた。広末のタレント活動休止のように、デヴィ夫人の政界進出の動きもなくなってしまうのだろうか。