擁護の声の背景

 一部の擁護の声が上がる背景を芸能ジャーナリストはこう分析する。

「元々とんねるずが売りとしていたのは、なりふり構わないその“破天荒さ”。お二人も『素人芸』であると公言していて、あくまで素人が悪ふざけしたいるというスタイルを貫いてきたんです。当時のテレビ番組は、そんな“悪ふざけ”スタイルで作ってきた内容が多く、それに理解を示す人も多いのでしょう」

 とはいえ、今回問題視されていたスイートルームの食事会を最初に提案した当事者である石橋。さらに下半身を露出するという“やりすぎ”な悪ふざけ。その責任を問う厳しい声は根強い。

「今回の謝罪文では、飾らない文章が印象的でしたが、それゆえに“覚えていない”という事実が、セクハラ事案の本質が見えたように感じます。さらに、一度は第三者委員会のヒアリングを拒否していますし、今回の謝罪も書面のみ。漂う“逃げ姿勢”はモヤつくポイントでもあるでしょう。今後も真摯な対応が必須になるはずです」(前出・芸能ジャーナリスト)

 その“逃げ姿勢”も、お世話になった日枝氏譲りなのかもしれない。