“モードの帝王”と呼ばれたイブ・サンローランの10年を描いた映画『サンローラン』。劇中にも出てくる、香水の広告モデルとして自らヌード姿になり、ポスター撮影に臨んだサンローランの再現に栗原類が挑戦。
「これまで機会もなかったですし、ヌードはやらない方向だったんです。でも、今回は映画『サンローラン』の一部。彼の写真はすべてアートだと思うので、アート作品に関わることができてうれしいです」
モードの帝王と同じく“ファッションシーンを引っ張る、細身で美しい男性”ということで、今回の企画に抜擢されたそう。
「自分で言うのもなんですが、(仕上がった姿が)サンローランに似ていてビックリしました。彼と骨格が似ているところがあるようで、トレードマークのメガネをかけたらそっくりでした」
細マッチョな肉体は、週4~5回ジムに通うように心がけていることと、1か月ほど前から週1で2時間ほどトレーニングをしているというカポエラのおかげ。スタッフから“練習してきたかのような、ポージング”と絶賛の声が飛ぶ。今回はフルヌードではなく、下着を着用しての撮影。
「“安心してください。はいていますよ”的な感じですよね(笑い)。ポージングは、実際の広告の写真を見て頭の中でイメージトレーニングしながら研究しました。いつか、パリコレでサンローランのショーにも出てみたいです」
映画『サンローラン』12月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。
撮影/廣瀬靖士