夏休みに海外旅行へ出かけると、慣れ親しんだ土地とは全然違う食文化やサービス、ルールに驚いたり、日本で外国人旅行客のとんでもない振る舞いにイラッとしたりしたことはあるだろう。
そこで日本人が驚く、世界のびっくり常識を教えてもらった。
【イスラム圏】バカップルは犯罪!?
中東などイスラム圏では、結婚前の男女が公衆の面前でイチャつくのはもちろん、手をつなぐのもご法度。性交渉すれば逮捕されてしまうこともあるのだという。
「ほかのアラブ諸国に比べて自由度の高いドバイでも、やはりイスラム圏の国であることに変わりはありません。街中でキスをしていた欧米人カップルが注意されている場面を目撃しました」(トラベルライター窪咲子さん)
また、イスラム圏では身体の線が見える服装や、露出の高い外国人女性がセクハラのターゲットに。
地元の女性は宗教上の理由で『ビジャーフ』と呼ばれるスカーフで頭や顔を覆っている。中東を旅行するなら、ゆったりした服やスカーフの持参を忘れずに。
【タイ】子どもの頭をなでるのはNG
親日家が多いタイを旅したことがある人なら、とても親切で温かい国民性を感じたことがあるはず。
「“微笑みの国”と称されるくらい、笑顔にあふれており、特に人懐っこいタイの子どもたちのかわいい笑顔には癒されることも多いです。つい、頭をなでたくなってしまいますが、ちょっと待って! タイでは、人の頭は精霊が宿る場所として神聖視されていて、他人の頭を触ることは大変な失礼にあたります。子どもと接する際は、気をつけて」(窪さん)