ものまね界の四天王のひとりである清水アキラが、六本木で経営しているのは『Bar イアラ』。開店は、’11 年だ。雑居ビル2 階の重厚感ある黒い扉を開け、中へ進んでいくと左右に個室が3つ。その奥には、半円形のバーテーブルが置かれ、若い女性客2人組と男女のカップルが1組ずついた。壁は鏡張りになっている。中央には、大きなディスプレー。すると突然、バーテンダーのひとりがKinKi Kidsの『愛のかたまり』を歌い出した。
「バーテンダーは若い男性が3人。それぞれがお客たちについて、会話をします。静かにお酒を楽しむというより“ボーイズバー”のような店ですね」(常連客)
清水本人については、
「ほとんど来ないですね。最後に来たのも、半年以上前。最近、関ジャニ∞の丸山(隆平)クンがちょくちょくいらっしゃっています」(バーテンダー)
その証拠に、入り口近くには昨年、丸山が主演した『地獄先生ぬ~べ~』(日テレ系)のポスターが貼られ、彼のサインも入っていた。なんと、ジャニーズゆかりの店でもあったとは。
実力派俳優・山本耕史が昨年にオープンさせたバーも、都内の雑居ビルにある。とはいえ、見つけるのはかなり難しそう。
「外に立て看板があるだけで、お店の扉にはまったく店名が書いていないんです。だから一見のお客さんは入りにくい。チャージ500円で、1杯700~900円ぐらいと、バーとしてはリーズナブルなんですけどね」(常連客)
暗がりの店内には、カウンター席5席とテーブル席3つ。目をひくのは、2台のスロットマシンだ。
「オーナーの山本さんがこの前いらっしゃったときは、緑茶ハイを飲みながら、スロットゲームをしていました。たまたまいた一見のお客さんにスロットのルールも教えていたりと、分け隔てなくフレンドリーに話していましたね」(前出・常連客)
客層はもっぱら、山本の飲み仲間や俳優仲間だという。
「山本さんはお酒が大好き。家にいるような感覚で、仕事の合間にもよく来ますよ」(違う客のひとり)