daigo

 8月22日、23日に放送される日テレ系『24時間テレビ』でチャリティーランナーに選ばれたDAIGO。5月19日放送の同局『幸せ! ボンビーガール』でオファーを受けると、「持ち帰っていいですか?」と保留。

 翌週26日に悩んだ末に「HM、走ります」と、言葉を略する“DAI語”で承諾した。

「ただでさえレギュラー番組も多く、自身でボーカルを務める『BREAKERZ』 の全国ツアーも今夏よりスタート。練習不足になるのは目に見えています。経験者ならともかく、今回は局内でも“走り切れるのか?”と心配の声が上がっているそうです」(テレビ局関係者)

 “本職”のライブツアーは8月1日の京都を皮切りに、9月26日の東京公演まで全国各地の会場を回る。7月にも北海道でのライブフェスに出演が決定しており、移動だけでも時間がとられるなど、マラソン練習だけに集中できるスケジュールではない。

 それでも彼が走ることを決めたのは、1000万円ともいわれるギャラも関係しているようだ。

「普段自分を支えてくれる事務所が潤うことを考えたら、もう走るしかないでしょうね。それにあれだけお膳立てされた状況じゃ、誰も断れないでしょう。性格のいい彼ならなおさらのこと。それと今回、DAIGOにとってまさに苦渋の決断があったようです」(レコード会社関係者)

 実は4月初旬に『BREAKERZ』のツアー日程が発表された際、8月のそれぞれの土日が埋まる中で22日、23日のスケジュールがぽっかり空いていた。『24時間テレビ』のためと思いきや、DAIGOは別の“予定”を入れていたのだという。

「彼が師匠と慕う、ラルク・アン・シエルHYDEのロックユニット『VAMPS』の野外ライブイベント『BEAST PARTY』が同じく22日、23日と2日連続で開催されます。DAIGOは昨年、一昨年とサプライズゲストとして同イベントに出演しているんですよ。今年も当然、駆けつけるつもりだったみたいです」(前 出・レコード会社関係者)

 『VAMPS』が結成された’08 年のライブから、DAIGOは公私に参加し続けている。ロックアーティストの彼にとって、師弟関係にあるHYDEとのライブは絶対に優先させるべき、また自身も楽しみにしていたスケジュールなのである。

 そのHYDEは5月下旬、台湾で行われた『JAPAN NIGHT』に『VAMPS』として参加。現地の記者にDAIGOが『24時間テレビ』で走ることを聞かれ、

「コンサートツアーもあって大変な時期ですし、友人としては走ってほしくはないですが、彼には彼の立場もあるのでしょう」

 と、タレントとしても活躍する弟分に理解を示した。さて肝心の『24時間テレビ』本番ではあるが、

「日テレとしては、ゴール時に『VAMPS』の歌をライブ会場から中継し、交際中で8月22日が誕生日の北川景子さんが迎える、というのが最高のシナリオでしょう(笑い)。ただ、HYDEさんは以前、“お金の流れが不透明なものもある”とチャリティーには否定的だったと聞きますから、師弟共演のオファーは難航するかもしれないですね」(芸能プロ関係者)