人気ドラマ『○○妻』(日本テレビ系)。○○に入る部分が一体何なのか話題を集めているが、芸能界の○○妻について識者たちに分析してもらった。
桑田佳祐夫人の原由子。夫は年越しライブで物議を醸した。
「紫綬褒章のメダルをポケットから出してオークションに出すという演出、原さんはたしなめたそうですよ。桑田さんは自分が“浮世離れ”していると思っていて、日常のことでもなんでも奥さんに意見を聞くんだそうです」(前出・レコード会社関係者)
クラシックなどの素養もあり、桑田も一目置くところから『勲章妻』という声も。芸能ジャーナリストでコメンテーターでもある佐々木博之さんによると、
「ときに暴走もしたい桑田さんにとって、音楽面でも私生活でもスタンダードでノーマルな感覚を持っている原さんは、紫綬褒章以上の存在でしょう」
とのこと。松任谷由実は、ちょっと意外な妻ぶりが明らかに。
「夫の正隆さんは5年くらい前まで、ずっと外食がNGだったそうで、ユーミンが作るものしか食べなかったとか。40年近く仕事も生活も一緒にやってきて、お互いを“同志”と思っている関係だとか」(前出・芸能プロ関係者)
これだけの長いパートナー関係は、音楽史でもまれ。仁科さんは代表作『時をかける少女』をもじって『時をかける妻』と名づけた。
「幅広い世代のファンを獲得しているユーミン。時を超えた活躍は、優秀なアレンジャーである正隆さんとの二人三脚のおかげです」
最後は三浦友和との結婚、そして引退で伝説の人となった百恵さんだ。
「三浦さんが早朝に仕事があるときは、朝4時でも起きて朝食を用意。敷地内の別棟に住む三浦さんの両親にも食事を運んだり、病院への送り迎えも率先してやるとか。毎年震災のあった3・11に黙とうを捧げることも忘れません」(ワイドショーレポーター)
佐々木さんは同名曲から『美・サイレント妻』と命名。
「いっさい表に出てくることはなく、彼女なりの美学を貫き通していますから」