■撮影現場のムードメーカーは誰?
能登弁が飛び交う、そんな現場のムードメーカーは誰? チーフ・プロデューサーの高橋練さんによると、
「やっぱり、なんだかんだでまれの父親役である大泉洋さんが盛り上げてくれていますね。横浜編では鈴木拓さんもいろいろな人にツッコまれながらも、ひょうひょうと受け答えるので、素晴らしいムードメーーカーになっていますよ(笑い)」(高橋さん、以下同)
■まれを演じる土屋太鳳の得意技
聴いていると、なんだか元気が出てくるようなテーマソング。その中で、まれが踊るシーンがあるのだが、実は現役体育大生の彼女自身がアドリブで踊っているそう。
「土屋太鳳さんは大学の専攻も舞踊学だったこともあり、曲を聴いてもらってから即興で踊ってもらいました」
妖精のように舞う"まれ"ダンスにもご注目!
■ナレーションに戸田恵子が決まるまで
ナレーションを担当するのは、アンパンマンの声でも有名な女優の戸田恵子。まれ作のケーキにのっていた"魔女姫"がナレーションをするという設定だ。放送前には何パターンも撮り直して、今の声色に決定したそう。ファンの声が大きければ、戸田本人も本編に登場なんてことも!?
■主題歌、今回は誰が歌ってるの?
ゆず、中島みゆきなど人気ミュージシャンが歌うイメージのある朝ドラの主題歌。今回はみんなで合唱するスタイルに。歌う人たちは意外に、素人が多かったんだとか。
「プロの方ももちろんいらっしゃいますが、ほとんどの方が素人でした。全部で15人くらいでしたね。女性の声が足りないからと、たまたまそこに居合わせた女性スタッフにも入ってもらったそうです」
■アノ人たちって誰?
道端でボーッとまれたちを見つめる人たちが気になった方も多いのでは? あの人たちは、地元のエキストラの方々。オープニングでまれのケーキに走ってくる人たちもエキストラさんなんだそう。その中にはこんな人も。
「土屋さんが実際に訪れた輪島の寿司屋さんの板前さんも参加してくれて、現場は盛り上がりました」
■なぜ徹(大泉洋)はアロハシャツを着ているの?
いつもアロハシャツを着ているイメージの大泉洋が演じる徹だが、いったん家を出て行ってから帰ってきたときには、パンダに謝謝と書かれたTシャツを着ていた。
「ダメだけど夢を追いかける徹は、やはり地味なものではなく、派手なものにしました。これからも個性的な服を着てくれると思いますよ」
■父子、パーマの秘密
まれの弟・一徹は子ども時代も成長しても髪型はパーマ。もしや、演じている葉山奨之と子役の木村聖哉も天然パーマなのか!?
「今作のためにパーマをかけてもらいました。どうせだったら、父親と雰囲気が似ているほうがいいなと」
そんな葉山は現場では周りから愛されるキャラだという。まれだけじゃなく、一徹がどんなふうに成長するかも気になる!