'11年に立ち上げたブログ『笑えるスピリチュアル』が大評判となり、さまざまなブログランキングで1位となった。そして、昨年発売された処女作『神様とのおしゃべり』(ワニブックス)が18万部を超すベストセラーとなり、華々しい作家デビューを飾ったさとうみつろう氏。彼は一体何者なのか? 単独インタビューを試みた!
――昨年発売した処女作、『神様とのおしゃべり』が18万部のベストセラーとなりました。どういった経緯で執筆することになったのですか?
僕は、『笑えるスピリチュアル~知ってるトキはシっている~』というブログを書かせてもらっています。これは、“スピリチュアルを笑ってやろう”というコンセプトの元に、「幸せになるには?」ということを超現実的な思考でひもといていくというものです。
処女作の出版オファーをもらった時点で既に一日の閲覧数が2万くらいになっていました。おかげさまで複数人の編集の方からお声をいただき、まずはじめに「神さま」について書いておきたいと思ったので、執筆することとなりました。
――処女作でいきなり18万部突破はなかなかないことだと思うのですが?
才能が豊かすぎて、自分でも怖いほどです……(笑い)。誰もが、潜在意識下に本当に“やりたいこと”を隠し持っています。本書(『神様とのおしゃべり』)で紹介している簡単なワークに取り組むだけで、その自分自身でも忘却している“やりたいこと”に到達することができます。
たとえば、「嫌だなぁ」と思うことを書き出したり、逆に「嬉しいなぁ」と思うことを書き出したり、そういった誰でもできる簡単なことです。詳しくは新刊にまとまっているんで、ぜひ読んでみてください
――話は変わりますが、先日、「ゆんゆんプロジェクト」という、"みんなでUFOを呼ぶ企画(笑い)"をやっていましたが結果は?
成功者たちに共通することはひとつ、“自身の固定観念を打ち破れた”という点です。固定観念とは、その人にとっての「常識」なので、バカ(その人の常識の外側に出る?)になれば固定観念が少しずつ壊れます。ただ、「バカになる」といっても、暴力や、他人に迷惑をかけてはいけません。そんな中、「おとなになってUFOを呼ぶ」って、誰が聞いてもバカじゃないですか?
なおかつ、誰にも迷惑をかけない。そういうことで、企画しました。結果的には200人以上の”おバカさん”が集まってくれて、みんな超バカになれたんじゃないかと思います。
――『週刊女性』の本誌では連載が始まっていますね!
僕が、金持ち隊長として、読者に毎週ひとつずつ指令を出します。その指令に従い続ければ、「お金」に対する固定観念=ブロックが外れるようになっています。あと、宣伝になっちゃいますけど、9月23日に、エッセイ集が発売されます。
2冊同時発売なんですが、『毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか』と『もしも、人生が一度きりだとしたら。もしもそれが、「もしも」じゃないとしたら』の二冊です。文字を追うだけで、深く色んな事に気づけるような仕組みになっていますので、ぜひ読んでみてください。