8月からオリンピックが開幕。暑い夏をさらに熱くする、アスリートたちの戦いが待っている。今年は地球の裏側のブラジル・リオ開催だから、ライブ中継の鑑賞は寝不足覚悟……。そこでオリンピックに何を期待するか、街の人に聞いた。
「ロンドンはもちろん、北京でも25個のメダル(金メダル9個)を獲得しました。日本選手のレベルが上がっていると感じます。お家芸と呼ばれるレスリングや柔道、そして安定してメダルを獲得する水泳に注目しています」(40代・女性)
「毎回、大きな感動を生む体操が楽しみ! あとは、テニスの錦織選手。世界卓球で銀メダルに輝いた男女の卓球代表にも頑張ってほしい! 福原愛ちゃんがいつの間にかベテランになって若手を支えている姿に感動しました。古参と若い力の融合、スポーツの醍醐味ですよね」(30代・女性)
「カンボジア代表・猫ひろしのマラソン! 本気度を見せてほしい」(40代・男性)
「全部気になる!」なんて声も聞こえてくるほど、4年に1度のスポーツの祭典への関心度は高い。それだけにこんな心配の声も……。
「ブラジルとの時差は12時間。多くの競技が日本時間の早朝や午前中に行われるため、寝不足はもちろん、視聴できないかもしれない。とほほ。日本が活躍すれば職場の空気も上向きになるだろうから、社内で応援できる雰囲気まで盛り上げてほしい!」(30代・男性)
今回から新種目になった競技に熱視線を送る人も。
「7人制ラグビーのイケメン・松井千士選手! 五郎丸選手をきっかけにラグビーに興味を持ったら、 松井選手を発見してしまった。ラグビーってイケメンの宝庫! マッチョな身体と甘いマスク……まぜてほしい!」(30代・男性)
「保田選手を筆頭にイケメンが集う水球男子日本代表(通称・ポセイドンジャパン)から目が離せません。体操の加藤凌平選手のクールな表情にもゾクゾクします。外国人選手含めて、まだ見ぬイケメンアスリートを探すのがひそかな楽しみです」(40代・女性)
スポーツの世界でも、やっぱりイケメンは強し。また9月7日から開催されるパラリンピックにエールを送る人も多い。
「2020年の東京五輪に向けて、パラリンピックに対する理解度も高めていかなければいけないと思います。ホスト国としていかに競技や選手をリスペクトしていくか。オリンピックにはないヒントがパラリンピックにはある」(40代・男性)
「テレビで車いすラグビーや、ブレードと呼ばれる義足を装着して走る選手にとても感動した。人間の可能性ってすごいんだなって。障がい者ではなく、ひとりのアスリートとして戦っている姿をもっと多くの人に見てほしい」(50代・女性)
リオ五輪では一体、どんな名シーンが生まれるのだろうか。
「少しでも多くの子どもに夢を与えてほしい。選手は、結果がすべてかもしれません。でも、見ている人は結果だけじゃない。胸が熱くなるような瞬間を楽しみにしています」(60代・女性)