一人だけ不安な女性リーダーが…
一方で、日本の女性政治家4人には、興味深い共通点があるという。
「4人ともに、月を司る同じ位置に『正財』という星を有しています。月の位置にこの星があるということは、経済的に余裕のある家や、家庭環境に恵まれると言われています。極端な話、まだまだ日本ではこういう環境に恵まれないと、女性がリーダーまで成り上がるのは難しいのかなとも言えますね」(龍羽)
政治の世界では世襲が当たり前になりつつあるだけに、今後ますます厳しくなる可能性も。とは言え、近い将来、“女・今太閤”のような女性が登場する可能性だってあるはず。そのためにも、今をときめく女性リーダーたちに結果を出して、次の世代につなげてもらわないと困るわけだけど、彼女たちの勢いは続くのだろうか?
「四柱推命にはその人の10年を司る通変星もあります。0歳~10歳というように変わるのではなく、人によって運気の変わり目の10年が違います。例えば、小池さんなら12歳~21歳、22歳~31歳というように2で変わる。全員の10年を司る通変星を調べたところ、9人中6人が『比肩』という星の中にいることが分かりました。これはビックリです」(龍羽)
丸川さん、蓮舫さん、メイさん、蔡さん、朴さん、メルケルさんが該当する『比肩』は、“自己実現をしたくなる”“自己欲求が強くなる”といった自立の星だと龍羽先生は解説する。
「対立が生まれるとしても名を上げたいと思うのが『比肩』の特徴。出馬して勝つといったことだけでなく、独立して会社を立ち上げる、離婚をして自立する、なども含みます。他の星との組み合わせによっても変わってきますが、この6人がリーダーとして何かを成し遂げたいという気持ちを持っているとしても不思議じゃないですね」(龍羽)
となると今後もますます期待できそう! ところが一人だけちょっと不安な女性リーダーがいるみたい。
「ヒラリーさんが心配ですね。彼女の星回りを相対的に見ると、ちょっとよろしくない。大統領選に出馬することが果たして良いことなのかどうか……」(龍羽)
ちなみに龍羽先生にインタビューを行ったのは、ヒラリーさんが同時多発テロ式典中で倒れる前。11月の大統領選挙、一体どうなる!?
<プロフィール>
りゅうは・わたなべ 本名・渡辺裕美。横浜市出身、青山学院大学卒業。証券会社に勤務後、中国に留学。1997年より台湾で起業。“台湾No.1女性占い師”として名高いだけでなく、出版社、飲食店、占いの館を経営、またコンサルタント業務なども行い、実業家としても活躍。占いに加え自らの経験を活かした経営者視点のアドバイスは、元台湾総統から台湾政財界の重鎮、プロスポーツ選手、芸能人まで広く支持されている。
*24時間“幸せ体質”になるための運に好かれるとっておきの方法が綴られた最新刊「運をつかむ人の幸せ法則」(三笠書房)が絶賛発売中!