パートナーとはバランスが大事

平野ノラさんと医学博士で医療ジャーナリストの森田豊先生 撮影/竹内摩耶
平野ノラさんと医学博士で医療ジャーナリストの森田豊先生 撮影/竹内摩耶
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森田 それにしても話を聞いている限り、平野さんは相当お強い女性ですね!?

平野 小学校4〜6年生までの間、同じ男の子をずっと好きで3回くらい告白したんだけど、ことごとくフラレ続けたことがあって。

森田 一途ですね〜。

平野 子ども心に恋愛ってうまくいかないって思い知らされたので、失恋しても自分からどんどんアタックして学んでいこうと誓ったんです。泣き疲れた後に、「よし! また情熱的な恋愛をするんだ!」みたいな(笑)。

森田 トレンディードラマみたいな恋愛を地でやってきたとは……。

平野 フラレても次に会ったときは、絶対に外見も収入もレベルアップしてやるぞって。逃した魚が大きかったことを証明したいんですよね。

森田 身をもって自らを成長させるとは実践派だなぁ。平野さんは好きになる男性に共通項ってあるんですか?

平野 ひとりでも生きていけそうというか、物事を自分で決められるタイプですね。威張る人は論外。私ってカカア天下気質だと思うんですけど、どこかで相手を頼りにする、という感覚があります。

森田 自分がリーダーシップはとるけれど、従うときは従う?

平野 ぐいぐい引っ張っていっても、ここぞというときはパートナーにパスを出す。最後は立てるじゃないですけど、立てがいのある人を好きになるし、そういうときこそパスを出したくなるんですよね。

森田 そのバランス力は見事ですよ。自分勝手な亭主関白やカカア天下の人って長生きしないことが統計で示されているだけに、ちゃんと相手を立てることは大事です。

平野 自分からアタックするくせにバランスは意識しています。だからなのか、相手が私に夢中になりすぎて「君なしでは生きていけない」みたいになると冷めてしまう。

森田 平野さんに恋愛マニュアルは必要ないかも……。押したり引いたりする恋愛テクニックがすごい!

平野 いえいえ!(テレ) 先生から教わった情報も駆使して、本能と科学を融合させたバブリーな恋愛マスターを目指します! でも、先生……。

森田 なんでしょう?

平野 医学の研究をたくさんされていることは素晴らしいんですけど、もう少し奥さんの研究もしたほうがいいかなぁ〜♪

森田 いや……私はもう反面教師としてお役に立てれば(黙り込む)

平野 もりぴ〜、しもしも〜!?

森田 は、はい! ちなみに平野先生、私は奥さんとどうすれば?

平野 まずは“お出かけ前のキス”からでしょ!?

森田 えー、今の私にはハードル高いなあ!

<書籍紹介>
『今すぐ「それ」をやめなさい! Dr.モリタのやめるだけで健康になる50のヒント』
森田豊・著(すばる舎刊 本体1400円)
食生活や入浴・睡眠、身だしなみから身体の健康、社会生活にいたるまで、生活習慣&健康常識の“意外な落とし穴”を総点検した、目からウロコの一冊!

<プロフィール>
森田豊(もりた・ゆたか)
1963年、東京都生まれ。埼玉県立がんセンター医長、板橋中央総合病院部長を歴任。現在は、医師、医療ジャーナリスト、現役医師としてさまざまな病気の解説や、医療に関する問題に取り組み、「正しく、タメになる情報を、楽しく伝えること」をモットーに多くのメディアで活躍中。http://morita.pro/

◎平野ノラ(ひらの・のら)
1978年、東京都生まれ。OLを辞め、31歳のときに同棲相手のプロポーズを断って芸人の道を目指す。バブル時代のあるあるネタと、「OK、バブリー!」「おったまげぇ!」などの決めゼリフで話題沸騰。今年5月には「OK!バブリー!! feat.バブリー美奈子」でシングルデビューを果たす。