“ジャニーズいちの知性派”と言われているだけに、彼が政治家を目指しても不思議ではない。実際、

「若手のタレントの中では最も政治家に向いています。また、中曽根康弘元首相のお孫さんで国会議員秘書の康隆氏とは古くからの友人で、彼の影響もあるんじゃないでしょうか」(前出・全国紙記者)

 ニュース番組のキャスターに就任したとき、「将来、自分の報道番組を持ちたいか」と質問され、「キャスターのお話をもらったときには夢のスタートラインに立てたような感覚だったが、夢のゴールはここでなく真ん中に座って番組を任されることです」

 と答えるなど、上昇志向はかなり強いことがうかがえる。

 だがなぜ今、櫻井がこんな発言をしたのだろうか?

「今の日本の政治に失望しているんじゃないですかね。でも立場上、そんな発言はできない。そのモヤモヤした気持ちがああいった発言につながったのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 ただ前述の発言のあとに、

《僕のやりたいことは、むしろ嵐という立場でいたほうが実現性高いんですよね。(中略)今の嵐でいる以上に、やれることがたくさんある世界なんてないんじゃないかと》

 と語っており、今すぐ政治家に転身することはなさそうだが、《政治の世界でしかできないこと》を見つける日はそれほど遠くないかも。