父親になって変わったことは?
どこまでもまじめに作品と向き合う東出。ずっと俳優として活躍してきたイメージがあるが、実はまだ5年目というから驚き! ここ数年で、自身の境遇は公私ともに大きく変化した。
「僕自身、驚いてますよ。まだ役者になる前の自分に“これこれこういう人と出会って結婚して、5年後は役者をやりながら父親になってるぞ、しかもまさかの双子!”って言ったら“いやいや、まさか”って信じてもらえないでしょうね(笑)」
父親になって、何か大きく変わったことは?
「子育ては自然にやるようになりました。あとは外に飲みに行かなくなったことかな(笑)。役者としては、父親になったことが仕事に直結するかといったらそうでもなく、子どもができたからといって何か大きく変わったりしたことはありません」
20代もあと1年とちょっと!
「あんまり意識したことなかったけど、もうすぐ30歳か……。30歳ってやっぱり大台だと思うんです。僕、小学校5年生のときに担任の先生が30歳になって、そのときみんなで“おじさん”って冷やかしたんですけど、今考えると胸が痛くなりますね(笑)。1年1年ムダにせず、いい年の重ね方をしたいです。そういう意味では楽しみでもありプレッシャーでもあり。もっと頑張らなくちゃと思います」
<作品情報>
映画『聖の青春』
難病と闘いながら全力で将棋人生を駆け抜けた天才棋士・村山聖(松山ケンイチ)。ライバルであり憧れでもあった羽生善治(東出昌大)との友情、師弟愛、家族の愛情を通して、29年間の“奇跡”の生涯を描きだす。松山、東出をはじめ、キャストたちの徹底した役作りにも注目! 11月19日全国公開