乙女心をくすぐる胸キュンシーンも多数。それぞれに心に残る名場面を尋ねると……。
イル「僕は牧場でパク・ソダムさん(ハウォン役)に告白してキスするシーンですね。多くの方から“直進男(まっすぐに愛する男)”と言われました(笑)」
ジェヒョン「ソウがハウォンに曲を作って歌うシーンはカッコよかったよね。僕は、ふたりに比べるとそんなにシリアスなシーンもなかったし……。なんでイルはあんなにキスシーンがうまいの?(笑)。イルの豊富な経験……ではなく(笑)、演技力で美しいシーンになっていたと思います」
ジョンシン「僕はみんなでお酒を飲んでゲームをするシーンです。ハウォンとジウンが初めてキスする場面で、酔ってふだん見せない姿を披露する面白いシーンでした」
劇中では微妙な神経戦を繰り広げつつも豪邸に同居している3人。もし、実際に同居するとしたら?
イル「まずジョンシンは洗濯係。そして、僕たちの服のコーディネートもしてもらいます。ジェヒョンは僕らのスケジュールをチェックして小言を言う、お母さんみたいな役割。そして僕は料理したり、注文したり……」
ジョンシン「支払いも全部!(笑)」
ジェヒョン「でも僕が思うに、3人一緒にいたら“何もしない”と思うよ(一同爆笑)。適当に出前取って食べて、結局何もしなかった、みたいな。もし僕が愛するふたりのために料理をしたとしても、洗いものまではしないと思います(笑)」
最後に、モテモテ御曹司を演じた3人に、人生最高のモテ期はいつか聞いてみた。
ジョンシン「僕は……、正直そんなことを考えたこともないです」
ジェヒョン「あぁ、もう実感がないくらいずっとモテてるんだ……(笑)」
ジョンシン「学生のときも全然そんなことなかったですよ。ちょっと変わった服装の学生?って感じで(笑)。たぶん兄さんたちのほうが、学生時代すごかったんじゃないかな? 僕もそうなれるよう頑張んなきゃ! って(笑)」
ジェヒョン「僕は今かな? 今でも多くの方が愛してくださいますし、いちばん愛してくれる人も得て、今がいちばん愛されているときだと思います」
イル「え~僕は最後に何て言えばいいの!?(爆笑)。僕もまだまだ頑張らなくちゃ、だけど、やっぱりデビュー作がいちばん強いインパクトがあったんじゃないでしょうか? 多くの方に愛されて、おかげで今まで俳優として仕事をやってこれた作品ですから。『思いっきりハイキック!』('03年)のときが最高だったと思います」
取材・文/斉木いずみ
<作品情報>
『シンデレラと4人の騎士〈ナイト〉』
全16話
CS 衛星劇場にて日本初放送スタート(12月22日から本放送開始)
詳細は、http://www.eigeki.com/