2人とも年を重ねたほうが、笑顔が思い切ってる
――一方、同世代の長澤まさみさんはかなりセクシーな印象になりましたが……。
高須「長澤さんは色っぽくなったというより、メイクや衣装の効果じゃないですか? ただ、口唇は肉感的だね」
――では、長澤さんの魅力は、顔立ちのどんなところから生まれるのでしょうか?
高須「ストレスがなさそうな大きな笑顔かな。新垣さんにも思ったけど2人とも年を重ねたほうが、笑顔が思い切ってる。10代の頃の写真は口元が恥ずかしそうで、笑顔が小さめ。もしかしたら歯列矯正でもしたのかな。それで自信がついたということもあるね」
――アラサーになった今とデビュー時の少女っぽさ、高須院長はどちらが美しいと思いますか?
高須「どちらとも今だね。というより2人ともメイクが変わっただけで同じだよ。劣化しにくい顔なのかな。一般的に25歳から劣化する人はするけど、2人とも実年齢より若く見えるし、口角がきれいに上がるようになった今のほうが素敵でしょう」
――よい年の重ね方でジャッジするなら、ズバリ新垣さん、長澤さんのどちら?
高須「長澤さんはちょっと輪郭が二重あごになるタイプだから、顔を引くようなポーズをとったら負けちゃうかも……。あごをツンと突き出すといいかな。でも2人ともきれいであと数年はキープできそうだし、当分このままの路線でよさそうだね!」
――キープできなくなったら……が気になりますね。
高須「新垣さんは頬がこけるタイプだし、長澤さんは顔がたるむタイプだからさ。今のままだと新垣さんの10年後は、ちょっとげっそりフェイスになってピンチかも!? 痩せ型だし、そこに頬がこけると年齢より老けて見えちゃうものだからね。とすると、この2人の勝負は10年後こそジャッジできるのかもしれません!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外 科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。最新刊は『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)