しかし、電通と言えば記憶に新しいのが、長時間労働による過労自殺問題だ。
「昨年末に、電通に勤めていた新入社員の高橋まつりさんが、過重労働を苦に自殺。亡くなる直前の残業時間が、100時間を超えていたことが批判の的になりました」(全国紙記者)
そうした問題があるとはいえ、電通が最大手の広告会社であることは揺るぎない。社内でも、すでに話題になっているようで、
「たしかに、入社してくるという噂は広まっていますよ。体育会系でリーダーシップもあるので、社内でも期待されているんじゃないですか」(電通関係者)
実際に入社するのか、電通の広報部に問い合わせてみると、
「弊社では、基本的に入社してくる学生の情報は公表しておりません」
との回答だった。