途中棄権って?

 ケガや体調不良などで、走り続けられなくなった場合は、運営委員と協議したうえで監督がレースを止める(=途中棄権)。棄権した区以降のランナーも走りはするが、オープン参加扱いとなり、順位はつかず記録も認められない。当然、次回大会は予選会からの出場を目指すことになる。

エントリーって?

 例年12月10日、“チームエントリー”により、各大学の出場選手は16人に絞られる。さらに、12月29日の“区間エントリー”で選手10人と補欠6人が登録される。当日のエントリー変更は、区間登録された選手と補欠選手の入れ替えに限り、4人まで可能。

外国人留学生って?

 初めて外国人留学生が登場したのは、第65回大会('89年)。山梨学院大のジョセフ・オツオリさんだ。過去に留学生を起用したことがあるのは山梨学院大、日大、拓殖大、亜細亜大、平成国際大、東京国際大の6校のみ(予選会を除く)。なお、10区間10人のランナーのうち、留学生は1人に限ると決められている。

関東学生連合って?

 予選会を通過できなかった学校から、個人成績が上位の選手を集めたチーム。オープン参加なのでチーム、個人に順位はつかないが、個人の記録は認められる。選出は1校から1名のみという規定が。

「関東学連選抜(関東学生連合の前身)で走った選手で有名なのは、公務員ランナーの川内優輝さん('07 、'09年・学習院大)ですね」(和田さん)

往路優勝? 復路優勝? 総合優勝?

 往路優勝は、往路を1位でゴールしたチーム。復路優勝は、復路だけのタイムがいちばん速かったチーム。そして全チームが目指す総合優勝は、2日間の総合タイムで決まる。