――おふたりは、休みも一緒にディズニーランドに行ったそうですが?

井澤 稽古初日がたまたま休みになったんですよ。そのときはもうひとり赤澤燈もいて。午後3時くらいまで、部屋で「どうする?」って話していて。「ディズニーは?」「いいね!」って言ってから、40分後には着いてたね。

宮崎 しかも前日に、「稽古場で食べよう」って、おにぎりをいっぱい握ってたんだよな?

井澤 そうだ。それ持って行って車の中で食べたよね。

宮崎 入場して、「ディズニー着いたぞ~」ってハイテンションで記念写真を撮ろうってなって、側にいたお姉さんに「すみません! 写真撮ってください」って頼んだら、思いっ切り僕らのことを知ってる人たちで(笑)。で、気づいた女子高生の大群もワ~って走ってきてね。

井澤 すごかったね。

宮崎 でもすごく楽しかったね。ビッグサンダーも乗ったし……。

井澤 乗りたいものは全部乗れて。男3人で行くディズニーランドは、半端なく楽しかった。

いつか“あぶ刑事”みたいなコメディをやってみたい

――ケンカはしないんですか?

宮崎 ケンカはないね。

井澤 ケンカをすることはないですけど、ただ100%俺が悪いときがあって、「それ、お前違うじゃん!」って言われて、「ごめん!」って素直に謝ります。

――井澤さんの宮崎さんへの愛が強そうな感じもしますが(笑)、お互いの好きな
ところは?

宮崎 アハハハハ!

井澤 男気があるというか、男から見て魅力がある人なんですよ。なんかこう、背中について行きたくなる。僕、後輩なんで。役者仲間の間でもたぶん年齢関係なしに、役者としても人としても尊敬している人は多いと思います。

宮崎 ありがたいですね、すごく。

――井澤さんの好きなところは?

宮崎 う~ん、すっごい単純なんですけど(笑)、仕事に対してはすっごく真面目に取り組むし、中身はすごく繊細なんですよね。「まあいいや」とかならないし、自分が少しでも腑に落ちないととことん追求するし。「歌もダンスもアクションも、人よりもスキルが高いことが多いのに、どこでそんなに悩むんだ」と、こっちからしたら思うんですけど、それでも人一倍悩むので。そこは役者として惹かれる部分ですね。普段(好きなところ)は、おいしいところをいっぱい知ってるから(笑)。

井澤 宮崎秋人専用の食べログだからな(笑)。

宮崎 あとは、なつっこいところですかね。たまたま飲みに行った店に、井澤も別の友達と来てたんですけど、ずっとこっちを見てたりするんですよ(笑)。

井澤 見つけちゃうとダメですね。気づくまでずっと見てようと思って(笑)。

宮崎 そういうところはかわいいなと思います。ふつうは別の友達と来てたら、ちょっと頭下げるくらいですよね? あんなにじーっと見てくるヤツは、まぁいないんで(笑)。

――自分だけが知っていると思う意外な面は?

宮崎 2か月、うちに寝泊まりしてましたけど、絶対にベッドを譲るんですよ、僕に。しょっちゅう抱きついてくるようなヤツなのに、ずっとソファで寝てたので。そこはちょっと意外でした。どれだけ仲良くなっても、なあなあにならないんだなと思いましたね。

井澤 秋人くんは、「ベッドにおいで」って言ってくれるんですけど、僕はほんとにどこでも寝られるんで、ソファで大丈夫なんです。秋人くんは、リラックスして寝て疲れを取らなきゃいけないと思うんで。意外な面かはわからないですけど、秋人くんはすごくきれい好きで。洗濯も、黒、白、グレーと色分けして洗うんですよ。すごく几帳面。僕は全部一緒に洗っちゃうんですけど(笑)。

宮崎 アハハハ。洗濯物に関してはそうかもしれない。さらに稽古着Tシャツと普段着てるTシャツも分けてますね。使う洗剤も違うので。

井澤 ほんと主婦みたいですよ。

宮崎 俺の洗濯事情は、井澤しか知らないよ(笑)。