フィフィと高須院長 撮影/森田晃博
フィフィと高須院長 撮影/森田晃博
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――ところで、昨年もメディアを賑わせた『不倫』ですが、今年の不倫情勢をおふたりはどう思われますか?

高須・フィフィ「絶対今年もガンガンあるね!」

フィフィ「今ってツイッターやブログ、LINEとか国民全員1人1個メディアを持ってる状態でしょ? だからいくらでもリークできるし、国民総パパラッチだよね」

高須「だから、昔に比べて不倫そのものの数が増えたのではないと思う」

フィフィ「そう、リークされる機会が多くなったから発覚度が上がっただけですよね。まさにスマホ効果! 防犯カメラなどツールの増加や、他人にハッシュタグつけられてフェイスブックやインスタグラムから行動がバレたりね」

高須「日本では、不倫はお互いの配偶者に対する裏切り行為とされているからね。でも、例えば海外では何人も妻を持つことを認められていたりもする。しかしボク個人としては、一人の女でも大変という意見も大事にしてほしいですね

フィフィ「昔は戦争が繰り返しあり、そのせいで未亡人がたくさんいたので、一夫多妻制には女性の救済措置としての面もあったと思います。不妊治療も発達してなかったから、子孫繁栄のためにほかの女性に産んでもらえるように、というのもあるかな。それに、女性に対する男性側の責任も重かったと思います」

高須不倫は罪が大きいけど、離婚したらいいでしょう!」

フィフィ「でも、今現在も多い浮気や不倫はどうしたらいいんでしょう?」

高須「有名人などリア充の不倫やゴシップは、一般人には愉快なことなんだよ。だからゲス不倫リークは“いけにえ”! 昔の公開処刑や闘牛など、人間がやられるさまを“うわ~” “ギャ~”なんて指の隙間から見ているのと同じです」

フィフィ「そもそも(浮気を疑って)携帯を見るのも、どうかと思う」

高須「見なきゃいいんだよ! 『秘すれば花』と言ってね。戦前の日本はいい概念があったからね。だけど、“みんなの憧れのあの人”がすっぱ抜かれるさまが楽しいんだろうね」

フィフィ「確かに、うらやましくもなんともない人の不倫は騒がれないかも。ってことは、注目したい有名人がわんさといる今年も、みんなのスマホやSNSからゲス不倫がたくさん暴かれるかもしれませんね! 週刊女性PRIMEも『タレコミ』ページとか作っちゃって、怖いよ(笑)!」

 2017年の不倫報道数が今からどんなものか期待(⁉)させるところで終わった第2回。
 第3回は意外なフィフィの結婚観から、高須院長と交際中の西原理恵子さんとの話をぶっちゃけちゃいます!

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外 科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)。最新刊は「行ったり来たり僕の札束」(小学館)

フィフィ:1976年エジプト・カイロ生まれ。父は工学博士、母は国際政治学博士。2歳で来日し、名古屋で育つ。中京大学卒業後、ジョイ・サウンドに就職し、カラオケ制作に携わる。結婚後に上京し、出産。2005年にTBS系深夜バラエティ番組「アイチテル!」に出演し、芸能活動をスタート。2005年よりブログ「all about FIFI」を発信。著書に『おかしいことを「おかしい」と言えない日本という社会へ』(祥伝社)

(取材・文/佐川碧 撮影/森田晃博)