「モデルだと常にカワイイとかカッコいい存在でいなくちゃいけない。今だから言えますが、ある雑誌でモデルの私物公開という企画があって、古着を出したんです。そしたら全部あとでキレイなものに差し替えられていたことも(笑)。でも、モデルというキャラクターを“演じる”ことも必要だったんです」
そして20歳で映画デビューを果たす。
「胸を張って言えるほど何かつかめたものがあったわけではないんですが、自分の中で何かが変わりました。映画の撮影では“カワイイ”は関係なく、ただお芝居することを求められる。そういったことが、すごくしっくりきたんです」
今となってはシリアスな役からコメディー、コント番組まで、幅広くこなす女優に。忙しい中でも、いつまでも自分らしくいる秘訣は?
「自分の気持ちに正直でいれば大丈夫な気がします。あとは“本当に楽しい!”と思えることを持つこと。映画でも音楽でもなんでもいいんです。自分がしたいことや好きなことがひとつでもある人は、どこにいても強いと思います!」