「俺も、グルートと同じで注意されたり怒られることなんてしょっちゅうですよ。女房に怒られがち(笑)。女房がマネージャーをしてるんだけど、この間、家で何気なくくしゃみの練習をしたら、“今の、何?”って瞬時に芝居だと見破られちゃって……」
ちょっと意外(?)な、可愛いエピソードを披露してくれた遠藤憲一(55)が、5月12日(金)より公開される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で、超絶可愛い最終兵“木”ベビー・グルート(写真下)の日本版吹き替えを担当!
「自分には可愛い一面が見つからないから難しかったですね。でも、グルートのつぶらな瞳を見ながら、気持ちを入れていきました。映画では声が可愛く加工されるみたいだから、きっと大丈夫なはず!(笑)」
大迫力のCGが駆使された映像も見もの! 映画館に足を運ぶことってありますか?
「自分の出演作は恥ずかしくて人と見られないかな、女房とだったらギリギリ行けるけど。……って、これじゃ宣伝にならなくてダメか!(笑)」
ハハハと大きく笑うその姿に、その場が一気に和らぐ。では、映画の魅力を改めて……!
「個性がバラバラなヒーローたちがまとまっていく描き方が本当に楽しいんです。子どもだけじゃなく、お父さんやお母さんも夢中になるんじゃないかな? 俺も、グルートだったらまた喜んで引き受けたいなと思うくらい、大好きな作品です」
普段の“俳優”の仕事と比べ、吹き替えは「完成品を見るまでどうなるかわからないところが面白い」と話す。
「最近は、ちょっと笑っちゃうようなCMにも出たりするから“遠藤憲一って何でもやるんだな”って思われるようになったと自分でも感じています。まぁ、自分でも喜んでやってるからいいんだけど(笑)。映画やドラマのように集中して作りこんでいくものだけじゃなく、数十秒の世界で面白おかしく見せるCMに出られるのもうれしいんです。その落差が、自分の中でもケジメになりますから」