シーズン5に突入した米倉涼子(42)主演の医療エンターテイメントドラマ。“私、失敗しないので。”の名ゼリフで20%超えの高視聴率をマーク。好調をキープするドラマの気になる謎を大解剖!
フリーランスの天才外科医、大門未知子(米倉涼子)の活躍ぶりを痛快に描いた連続ドラマ。2012年のシーズン1放送から5年。今期のシーズン5も初回20・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、秋の連ドラのトップに。
「この世に存在しているようでいない。こんな人に会いたい、と思えるように未知子をつくっています」
と、大門未知子の“生みの親”、内山聖子ゼネラル・プロデューサー。
“私、失敗しないので。”“いたしません”などの名ゼリフとともに、絶好調ドラマの謎を、内山GPに直撃しました。
未知子はこれまでいくら稼いだの?
「企業秘密です(笑)。基本、契約と報酬については名医紹介所の神原所長(岸部一徳)が管理しています。未知子は給料制なので、たいしたことはありません。給料は、おもにゲームセンターや卓球などの遊興費に使っています。ゲームセンターで使いすぎて、たい焼きも買えないくらいしかお財布に残っていません」
神原所長(晶さん)の請求額のマックスは?
「シーズン1では数百万円の請求が多く、シーズンを重ねるごとにバブルになってきました(笑)。今シーズンでは上限を2千万円にしています」
晶さんの請求時のメロンの秘密は?
「国産の高級メロンを持参しています。包んでいる風呂敷は変わることもありますが、紫色が多いですね」
未知子を演じる米倉の医療知識は?
「回を重ねるごとに知識も増えていますし、脚本で理解できないときは、知人のドクターに取材しているようです」
堂々と演じる米倉が緊張している?
シーズン1のころは、慣れないドクター役に緊張して、手汗、足汗、頭汗までかいていたという米倉。
「今も、思いきり緊張しています。ずっと緊張しているほうがよいと思います(笑)」
米倉のアイデアが生かされることは?
「医療バサミの独特の受け取り方、オペ後に患者さんの肩に手を置くのは、米倉さんの発案です。また、オペの後にコップ1杯分のガムシロップを一気に飲むのも、米倉さんが、オペの後は甘いものが欲しくなるというドクターの話を参考に考えたものです」