新元号が「令和」に決定し、いよいよお代替わりもカウントダウンに突入した。

 グループ名に元号が入っている『Hey! Say! JUMP』の薮宏太(29)は、舞台のフォトコールに登場する前「(新元号を発表する官房長官の)菅さん、あと何分で出てくるかな」とテレビにくぎづけだったという。平成が終わってもグループ名はそのまま。

 本名「金子和令」のメイプル超合金のカズレーザーは、さっそくツイッターで「びっくりしました」と反応した。名前に「令」、もしくは「和」が入っている芸能人は、当面イベントなどのブッキング率が上昇しそうだが、芸能メディアの注目は着眼点は少し違うところにある。

平成とともにおさらば

 離婚だ。駆け込み離婚。気分一新で新元号を迎えようという夫婦が、どれだけ改元に乗っかってくるか。

「近年、年末に駆け込み離婚を発表するケースが当たり前になってきている。理由としてはメディアの活動が鈍る時期であること、気分転換を図れることなどが挙げられるが、それ以上の好条件が今月末に訪れる」

 と指摘するのはスポーツ紙デスクだ。

 4月末から5月上旬にかけての10連休。加えて新元号になるという天下の節目。平成とともに、ギクシャクした夫婦関係におさらばできる絶好の時期。

 年末よりも、リセット感を求める空気は強烈なはずだ。社会の雰囲気であれ、個人であれ、天皇の崩御によってではない改元だからこそ、時代の変わり目がよりくっきりと浮かび上がる。

「結婚する人は、やはり新しい時代になってからしたいのが人情でしょうから、逆に今月の“駆け込み婚”は少ないと見ています。離婚のウワサ、夫婦不仲のウワサが多少でも出ている夫婦の動向には注目していますよ。ここしばらく女性誌が報じたカップル、例えば小室哲哉とKEIKOとか、浮気が発覚した後藤真希とか、もう1度、周辺を洗いなおしているところです」(前出・スポーツ紙記者)

 離婚は平成中に、結婚は令和になってからか。

<取材・文/薮入うらら>