「2月23日の天皇誕生日に際して行われる予定だった『一般参賀』は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して取りやめになりました。
1月の新年一般参賀では約6万9千人が訪れ、今回も同様の人数が見込まれたため、やむをえずという判断だったそうです」(皇室担当記者)
お祝いムードに水を差したウイルスの猛威だが、この中止決定の裏には、天皇・皇后両陛下の思いが反映されていた可能性が高いという。
「令和になってから初めて迎える天皇誕生日で、一般参賀が中止になったのはとても残念でしたが、賢明なご判断だったと思います。
日本中から何万人もの人が一堂に会する行事ですし、当然、両陛下のご意見も反映されたことでしょう。常に国民を第一にお考えになっている両陛下だからこそ、今回の決定に至ったのだと思います」
そう話すのは、皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。