『こまどりの詩 ~ビューティーレジェンド四代記』の連載第96回! 事業を拡大したい椿に不安を抱く藤子は、「こまどり美容室」の復活という新たな夢ができて──
〜前回までのあらすじ〜
日本中がバブル景気で沸いていた'80 年代後半。ブライダルの仕事が軌道に乗ってきた朝倉椿は、東京・日本橋で母・キク乃が開業し営んでいた「こまどり美容室」を売却。'89 年、青山に「朝倉椿美容室」をオープンさせ、美容師になった娘の藤子らと忙しい日々を送っていた。'90 年、藤子はアシスタントからスタイリストへ昇格し、悩みながらも懸命に仕事をしていた。一方の椿は、次々と大きな仕事を成功させ、代官山に2号店を出すことを計画。新たに求人をかけたところ、応募してきたのは美しい男子で──。
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