《木下組のみんなへ(ハート)会いたいとずっとずっと思ってくれていたり ずーっと優樹菜を想ってくれたり動画を作ってくれたりしてくれて見ました♡ゆきなの周りのみんなと話し合って 木下組とリモートで会う事にしたよーーー》

 芸能界を引退した木下優樹菜が9月1日、新たに開設したインスタグラムで“木下組”と呼ばれるファンに向けてこう綴った。

「芸能活動を自粛する前は、BBQイベントなどを通したファンとの“交流会”を開いていました。しかし“タピオカ騒動”があってからはできていなかった。芸能界を引退しても、根強いファンの期待に応え、活動を再開したのでしょう」(芸能プロ関係者)

 木下が芸能界を引退する発端となったタピオカ騒動からそろそろ1年がたつ。しかしいまだに収まってはいない。

「9月2日に東京地裁で損害賠償訴訟の第1回口頭弁論がありました。双方の代理人弁護士のみが出席し、木下さんは姿を見せていません。木下さん側はタピオカ店の給料の未払いや、給与明細の未配を指摘。裁判所が原告のタピオカ店オーナーに事実確認の書面提出を求め、閉廷となりました」(スポーツ紙記者)

そもそもなぜ和解できなかったのか

 ダイレクトメッセージ(DM)での恫喝めいたやりとり、活動自粛、さらには離婚発表……振り返れば目まぐるしい展開の1年だった。

昨年7月、木下さんはSNSに彼女のお姉さんがタピオカ店のオーナーかのような投稿をしましたが、実際にはお姉さんは従業員。考え方にも違いがあったようでオープン後すぐトラブルに発展し、木下さんは“もうお店には行かなくて大丈夫”とファンに向け投稿。一方のオーナー側は、彼女から送られたDMを公開しました。その文面が恫喝じみたものだったのです」(同・スポーツ紙記者)

《そろそろちゃんとしないと立場なくなるよー。もーさ、やめなぁ? 覚悟決めて認めなちゃい♡おばたん♡》

《弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね》

 メッセージのインパクトは強く、ワイドショーで連日取り上げられ非難が集中。

「姉を思っての行為だっただけに、木下さんも“感情的になりすぎた”と謝罪文をオーナー側に送りました。しかし、謝罪と同時に口止めの提案もしていたことがわかり、火に油を注ぐ形となったのです」(同・スポーツ紙記者)

 燃え上がった炎は勢いを増し、活動自粛に追い込まれる。さらに、思いもかけぬ方向から爆弾が飛び出した。

「“ネット民”が木下さんの過去のSNSを掘り起こしました。すると“タテ読み”で《たかしあいしてるずーーっと》と読めるインスタグラムの投稿が発見され、サッカーの乾貴士選手との不倫が疑われたのです。その1年前には、乾選手のインスタにも“タテ読み”で《ゆきなあいしてる》と読める投稿も見つかりました」(ワイドショー関係者)

 夫のフジモンこと藤本敏史は木下をかばう姿勢を見せていたが、大みそかに離婚。夫婦としてのすれ違いや生活のズレが原因だとしていたが、タピオカ騒動や不倫疑惑が影響したともいわれる。

「おしどり夫婦と呼ばれたふたりでしたが、好感度は下がってしまった。木下さんはインスタのフォロワーが530万人を誇る人気ママタレだったのに、元ヤンキャラがマイナスになっています」(前出・スポーツ紙記者)

 それでもまだ芸能界に居場所があると考えたのか、今年7月1日に活動再開を発表。しかし、その5日後に芸能界引退宣言という劇的な展開に。

所属事務所は“今後、同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断した”とのコメントを発表。浮気相手がいたことが問題となったのでは……とも報じられました」(同・スポーツ紙記者)

 そもそも、なぜ和解できなかったのか。