「いつか何か事件を起こすと思っていましたが、まさか本当にやらかすとは……」
女子高生殺害の嫌疑がかけられている男の同級生が、事件の真相に近づく数々の“伝説”を明かしてくれた――。
和美容疑者には幼い子どもが3人いる
8月31日未明、尊い女子高生の命が失われたという衝撃的なニュースが日本中を駆け巡った。
「この日、東京都内に住む女子高生の遺体が、山梨県早川町の山奥にある小屋で見つかりました。同日に警察は、群馬県渋川市に住む小森章平(27)、妻の和美(28)の両容疑者を女子高生の死体遺棄の容疑で逮捕しています」(全国紙社会部記者)
28日から行方不明になっていた女子高生。「友人に会う。すぐに帰る」と言って家を出たまま行方がわからなくなっていた。
「捜査の結果、車は長野県で発見された。乗っていた夫婦は取り調べで女子高生を殺害したこと、山梨県内の山奥に遺棄したことを認め、逮捕された」(前出・社会部記者)
事件の詳しい経緯については現在も捜査中だが、夫の章平容疑者は「女子高生とは2年前にツイッターで出会った。妻が嫉妬していて事件になった」などと供述している。
章平容疑者と妻の和美容疑者が結婚したのは今年の5月。その直前まで和美容疑者には別の夫がいたが、前夫のDVが原因で1年ほど前に離婚。
その直後に章平容疑者と再婚しており、前夫と暮らしていた群馬県渋川市内にある妻名義の一軒家で、2人で同居を始めた。和美容疑者は前夫との間に幼い子どもが3人いたが、現在は近くに住む両親が引き取っている。
再婚相手となった章平容疑者は三重県出身。その素性を調べると、とんでもない過去が明らかになる……。
サバイバルゲーム、アウトドア、動物などが好きという章平容疑者。インスタグラムには「山梨のキャンプ場が好き」と書かれており、その場所は今回の事件現場からそれほど離れていない。
小学生のときから剣道をやっていたようで、中学でも剣道部に所属するため、わざわざ学区外の公立中学に通っていた。だが、当時の部活の先輩によると、
「どちらかというと暗めの性格。部活動も休みがちで積極的ではありませんでした」