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ー 『逃げ恥』効果? 第1位の星野源 ー 第2位 水谷豊 ー 第3位 宮川大輔
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ー 岸田首相に対するイメージは……

 かつてメガネは、何本も持つものではなく、あくまで視力を矯正する医療器具というイメージが強かった。しかし平成に入り、安価でおしゃれなメガネが手に入るチェーン店が登場して以来、お手頃価格でメガネが購入できるようになっている。そのため、ファッションに合わせてメガネを変える、といった楽しみ方をしている人も増えているようだ。

「メガネは変身アイテムのひとつ」と語るのは、精神科医でライフサポートクリニック院長・山下悠毅さん。

「メガネに関しては、心理学の分野でもさまざまな研究が行われています。本来メガネは、世の中の輪郭をよりハッキリ見えるようにするための道具です。しかし、いつのころからか、自分が世の中からどう見てもらいたいか、を伝える手段になりました。例えば、賢く見られたいならば銀フレームや、フレームレスのメガネ。ユニークな人に思われたいときはフレームを個性的にするなど、他人に見られたい自分を表すツールにもなっています。メガネをかけるときは、無意識のうちになりたい自分を“選択”しているんです。特に、人前に立つ仕事をする有名人のみなさんは、より意識的にメガネを選んでいるはずですよ」(山下さん)

 たしかに、メガネがチャームポイントになっているお笑い芸人もいれば、ドラマの役に合わせてメガネをかける俳優もいる。彼らはメガネを通してお茶の間の私たちに、さまざまなアピールをしているのだ。

『逃げ恥』効果? 第1位の星野源

 そこで今回、週刊女性では40歳以上の女性2000人を対象に、メガネ姿が印象的な有名人の好感度調査を実施。

 それではまず、好きなメガネ有名人のランキングから見ていこう。

 堂々の第1位は、俳優の顔を持つアーティスト星野源(41)。特に多かったのが、'16年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で彼が演じた、恋愛経験ゼロのメガネ男子・津崎平匡への好意的な声だ。「『逃げ恥』の役にメガネが合っていた」(43歳)や「焦ってメガネをかけ直す『逃げ恥』のシーンが好き」(44歳)など、平匡さんの萌えポイントが、そのまま星野源の票につながっている。なかには「メガネをとると普通の人だけど、かけると知的に見える」(42歳)という意見もあり、彼はメガネの有無で印象がガラッと変わるタイプのようだ。

結婚を発表した新垣結衣と星野源
結婚を発表した新垣結衣と星野源

 そんな星野ではあるが、実は嫌いなメガネ有名人としても、第6位にランクインしている。

「メガネの奥では何を考えているのかわからない」(55歳)、「平匡さんが神経質そうだった」(50歳)など、役の影響で苦手に感じるケースも。なんにせよ、常にメガネをかけてメディアに出るわけではない彼に、“メガネ有名人”を印象づけたのも『逃げ恥』の影響といえる。

第2位 水谷豊

 続く第2位は水谷豊(70)。「知的で『相棒』の役柄に合っている」(56歳)、「杉下右京の大ファンだから」(51歳)、「右京さんはメガネでしょう!」(48歳)などなど、彼が主演を務めるドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の役名・杉下右京の名前と、セットで語るコメントがあふれた。右京さんといえば、知的で冷静、紅茶を愛する紳士。クールな印象を与える銀縁のメガネは、彼のマストアイテムといっても過言ではない。

水谷豊
水谷豊

「若いころは『傷だらけの天使』の乾亨など、アウトローな役柄も演じていましたが、今や“水谷豊=杉下右京”ですよね。なんでも、右京さんのメガネはシーズン1から同じものを着用していて、ご本人自ら役柄をイメージして選んだそうです。そうしたアイテムへのこだわりも、長寿ドラマになった理由のひとつかもしれませんね」(テレビ誌ライター)

 10月から始まる『相棒 season21』は、右京さんのメガネにも改めて注目したいものだ。

第3位 宮川大輔

 141票を集めて3位に入ったのが、フレームごん太の黒縁メガネがトレードマークのお笑い芸人・宮川大輔(50)だ。アンケートでも「個性的なメガネだけど似合っている」(47歳)、「メガネがないと逆に変なくらい、そのイメージが強い」(60歳)などの声が多く寄せられた。また「道で偶然お見かけしたとき、テレビの印象よりも洗練されていてステキでした」(43歳)なんて目撃談も。

宮川大輔
宮川大輔

 好意的な意見も多い宮川だが、彼も星野源同様に嫌いなメガネ有名人にランクイン。しかもワースト1位に選ばれている。苦手な理由を聞くと「顔全体が濃いめで、黒縁メガネをかけるとうるさく感じる」(57歳)、「メガネのインパクトはあるが、重たく感じる」(56歳)、「いつも同じ顔で同じ表情……メガネもしっくりしすぎて面白くない」(73歳)など、メガネを含めた彼のビジュアルが気になる人が多いようす。いい意味でも悪い意味でも、彼を語るうえで、メガネは欠かせない存在になっているのはたしかだ。