「野球に真摯に取り組めと話してもらいました」
11月21日、広島東洋カープ・中村奨成捕手の契約更改が行われた。今シーズンの成績から算出された年俸は100万円ダウンの800万円(金額は推定)で、取材陣に対して来シーズンでの巻き返しを誓ったようだ。
20017年の夏の甲子園で、清原和博氏(大坂・PL学園)の大会ホームラン記録を更新して、ドラフト1位指名を受けて鳴り物入りでカープに入団した中村捕手。
同期には、史上最年少の三冠王を達成した『東京ヤクルトスワローズ』村上宗隆選手。同じく自己最高の18本塁打を放って、飛躍が期待される『北海道日本ハムファイターズ』清宮幸太郎選手らがいる。
「来年2月で23歳になる村上の年俸は2億2000万円+出来高払い(推定)で、記録づくめの成績から、予想される金額は最低でも4億円。時代は違えども、イチローの24歳シーズンが2億6000万円だったことを考えると、彼の凄さがよりわかりますね。
プロ野球選手は年俸でこそ評価される職業だけに、中村は同期の村上と雲泥の差をつけられた格好に。それでも100万円のダウンで済んだことにホッとしているのでは(苦笑)」(スポーツ紙・野球担当記者)
プレーでは名前を聞くことが少なかった2022年シーズンにおいて、“若き鯉のスター候補生”が大きく取り沙汰されたのが、10月26日に配信された『文春オンライン』の記事。今年3月にSNSを通じて知り合った30代女性・A子さんと交際し、新しい生命を授かったという中村。
巨人・坂本勇人同様にダンマリ対応
しかし、いわゆる“SNSナンパ”したA子さんを遊び相手とでも見ていたのか、結婚する意思を見せずに《おろすしかないじゃん》などと中絶を要求した、とするものだった。
「もちろんプライベートな問題で、犯罪行為をしたわけではないのですが」と、前出の記者は前置きしつつも、
「他にも後ろめたい記録が残されていたのか、それとも批判コメントを恐れたのか、中村は自身のインスタグラム投稿を全て削除。結局、本人も球団もトラブルへの説明、謝罪はしない、巨人・坂本勇人と同様にダンマリを決め込んだのです。
この対応にカープファンは不信感を抱いているようですし、また子どものお手本になるべきプロ野球選手の姿勢としてほめられたものではないのかな、と」