《緊張するとは思いますが、支え続けてくれている人達がいる事、自分達が必死にやってきた時間を信じて、胸を張って演奏したいと思っています》
そうツイッターで意気込むのは、2022年末のNHK紅白歌合戦に初出場する人気スリーピースバンド『back number(バックナンバー)』のボーカル、清水依与吏(いより)。
back numberは、今年10月から放送されているNHK朝ドラ『舞いあがれ!』の主題歌『アイラブユー』を手がけており、紅白には“特別企画”で出演すると発表されたばかり。今年の紅白テーマは“LOVE&PEACE みんなでシェア”。ラブソングを中心に多くのヒットソングを世に送り出してきた彼らのパフォーマンスに期待が集まっている。
バンド名・back numberの由来と結婚
そんなback numberには、切なくもユニークな結成秘話がある。
「ボーカルの清水さんを中心に、2004年に彼らの地元・群馬で結成。清水さんは、かつて交際していた女性をバンドマンに略奪された経験があり、フラれた自分は“型遅れ”な過去の男=バックナンバーだ、という意味でこのバンド名をつけたといいます。2009年に発売したインディーズのデビューアルバム『逃した魚』のジャケットには、《あなたが逃した魚はこんなに大きくなりました》と、かつての交際相手に向けたような記述があることも話題になりました」(音楽誌ライター)
2011年にメジャーデビュー。以降、清水が手がける楽曲で人気を得ていくback numberだったが、2018年にこんな報道が。
「清水さんが2014年に地元の友人だった一般女性と結婚して、男児をもうけていたことが『FRIDAY』で報じられました。記事では、奥さんと一緒に幼稚園に息子さんを迎えにいく姿もキャッチされています」(ワイドショースタッフ)
報道を受けて、清水は公式ファンクラブのサイト上で、結婚を事実として公表。それまで伏せていた理由として、《楽曲を大切にするというこだわりを持って活動してきたバンドマンとして、自分達の私生活を公の場でベラベラ話す事はその美学に反しますし、聴く人に要らぬ先入観を与える事になりかねないので、極力避けてきました》とコメントしていた。
遅れながらの結婚報告はファンを驚かせたが、そのわずか半月後、今度は『文春オンライン』に、さらなる衝撃的なニュースが掲載される。