1月16日に開幕するテニスの4大大会の『全豪オープン』が今、大混乱に陥っている。
現地メディアは1月6日に《大坂なおみの捜索活動で全豪オープンが大混乱に》と報道。イギリスの『ガーディアン』紙も、
《全豪のエントリーリストには入っているが、所在不明。現在は米国にいてオーストラリア入りした形跡がない》
と伝えた。2019、2021年と全豪の優勝者である大坂なおみ(25)の“消息不明”騒動に世界中が騒然としている。出場予定のはずの彼女の緊急事態に主催側は騒然、現在は所在を確認すべく奔走しているという。
大坂といえば、昨年9月の『東レ・パンパシフィック・オープン』の2回戦を腹痛で棄権、「今日もコートに立ちたかったのですが、身体が許してくれません」とコメントを残して以降、試合からは遠ざかっている。2021年に長年「うつ病」を患っていたことを告白し、現役アスリートのメンタルヘルスの公表が話題を呼んだことが記憶に新しいが、昨年は雑誌『Self』(5月号)のインタビューに応じ、このように答えていた。
《自分が誰なのか、どこから来たのかという点を、心地よく受け入れることができている。浮き沈みはあったけど、何も変わっていなくて、心の平穏を保っているわ》
年末にはモナリザを背景に恋人と…
SNSでは今回の大坂の消息不明の状況について、彼女のメンタル面を不安視する声も上がっている。彼女の現在の状況は……。
「彼女のツイッターやインスタグラムのストーリーズは報道が出た数時間後にも更新されていて、“生存確認”はとれています。12月28日にもパリのルーブル美術館と思しき場所で、交際相手でラッパーのコーデー・ダンストン(25)さんとモナリザの絵画をバックに撮ったツーショットをアップしています。ファンからは“あけましておめでとう”といったコメントがつけられていました。現在、コーデーさんはインスタでコスタリカに向かっていることを発信していましたが、見る限り大坂さんは一緒でないような雰囲気ですね……」(ウェブメディア編集者)
恋人・コーデーは2018年、21歳の時に、ヒップホップクルー「YBN」に加入、2020年に解散して、以降はソロ活動を開始。2020年には『The Lost Boy』でグラミー賞のベスト・ラップ・アルバム部門に選出されるなど、アーティストとして大成している。