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ー 家系図、出馬のスローガンも炎上
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ー 政界進出を危険視する意見

 先日、体調不良のため衆院議員を辞職した自民党の岸信夫首相補佐官の後継として、山口2区の補欠選挙へ出馬を表明した岸信千世(きしのぶちよ)氏。彼のホームページで“家系図をアピール”していたことや過去の経歴に突っ込みどころが満載だと注目が集まっている。

 安倍晋三元首相の弟、岸信夫前防衛相の長男として1992年に生まれ、慶應義塾大学商学部に進学した信千世氏、その歩みは華々しいものがあった。

大学時代の彼は背が高く、準硬式野球部に所属していました。大学の同級生の中では“政治家のジュニア”と言えば岸信千世と言われており、自身も二世だということを理解していて自らネタにするような明るい性格でしたね」(大学時代の知人)

 大学卒業後はフジテレビに入社し、報道局社会部で警視庁担当や宮内庁・皇室担当などを務めた。2020年11月には防衛大臣秘書官に就任、2022年8月からは父親の秘書として支えてきた。

家系図、出馬のスローガンも炎上

 経歴を見る限り、いわゆるエリート街道まっしぐら。血筋が血筋だけにコネ疑惑が出てしまうのは世の常だが、今回彼が注目を集めたきっかけは公式サイトにある。出馬表明とともに自身のホームページに「家計図」を掲載したのだ。この“家系図アピール”にネット上では、

「仮にも民主主義国家の政治家の公式ホームページで、自分の家系図(しかも何故か母親を省く)を紹介するのって、前代未聞じゃね?」

「経歴も全部親のコネだろうな」

「マジでサラブレッドやな...世襲制万歳」

 という声が後を絶たない。現在、家系図は削除されているが、一度ネットに載せられたことで一気に拡散されることに……。

岸信千代氏がHPに掲載していた家系図
岸信千代氏がHPに掲載していた家系図

 また政界への本格進出を不安視する声も散見される。今回の出馬で信千世氏は、《誇りうる国づくり》《こころ豊かな社会つくり》《夢あふれる町づくり》というスローガンを掲げた。こちらについても

「具体性がなくすべてが浅はか」

「それでも結局血筋で当選するのかな…」

「山口県民の知性が問われる選挙になりそう…」

 とコネ疑惑に拍車をかける形となった。

 さらに今回の出馬を受け、フジテレビ時代の動画もSNS上で拡散されることに。