天才卓球少女として幼いころから注目を浴び“愛ちゃん”の愛称で親しまれてきた福原愛(34)。リオ五輪台湾男子代表だった台湾の卓球選手の元夫・江宏傑(34)と子どもを巡って泥沼化している。
2016年9月1日、ふたりは結婚した。当時は“一日に60回以上もキスをする”ラブラブカップルだった福原と江だが、福原の“W不倫”疑惑スキャンダルや江のモラハラ疑惑などにより、2021年7月に離婚が成立。夫婦の間には2人の子どもがいる。子どもたちの負担を減らすため、親権は“共同親権”という形をとることになったことが明らかになった。
しかし翌年の2022年7月24日、江がSNS上で福原が第2子の長男を日本に連れ去ったまま連絡が取れなくなったと投稿。“夏休みが終わるまで”という取り決めで面会交流をしていたはずが、福原からの連絡が途切れたと江は主張している。
子どもを守る配慮がない─福原の主張
硬直状態が続いていたふたりだが、ついに今年の7月27日、江が都内の日本外国特派員協会クラブで「福原さんに対し子ども連れ去りで訴える」というテーマで緊急会見を開いたのだ。
《本年7月20日、日本の裁判所の審判結果を受け取りました。福原愛さんに対し、息子を私に引き渡すよう命ずる内容です。私からは、日本の裁判所が審判を出して下さったことに感謝申し上げるとともに、『早く息子に会いたい』ということを申し上げたいです》
対して、7月27日、福原愛の代理人弁護士である今里恵子が福原の公式SNSアカウントから報道陣に対してコメントを発表。江の申し立てが不当であることを示し、《江氏の申し立ては一方的な主張に基づいていますし、 日本国内の司法の手続きは未確定であり、さらなる審理を期しています》と非難した。
また、誤解を招く江の会見内容に関しても言及し“子どもを守る配慮”がないことを強調。福原は会見が行われることや江氏が来日していることすら知らなかったと主張。子どもが晒しものになることに心を痛めているとしたうえで、このような見解を示したのだ。