TBS日曜劇場『VIVANT』が好調だ。8月13日に放送された第5話の世帯平均視聴率は、14.2%と番組最高を記録した。
「堺雅人さんが主演を務め、原作と演出は『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』などのヒット作で知られる福澤克雄氏。阿部寛さんや二階堂ふみさん、役所広司さん、松坂桃李さんなど錚々たるメンバーが共演に名を連ねていて、“今夏最大の話題作”といわれています」(テレビ誌ライター、以下同)
約2か月半のモンゴルでの大規模なロケや、壮大なカーアクションなど、地上波とは思えないスケールの大きさが多くの視聴者の心を掴んでいる。
第5話では、堺演じる大手総合商社勤務の主人公・乃木憂助の“正体”が国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊『別班』だったことが判明。
「徐々に経歴が明かされていく過程で“18歳の乃木”が登場するシーンがあるのですが、ちゃんと現在の堺さんの面影がある役者さんなんです。“若き日の乃木が忠実に再現されている”と、役者さんの名前を調べた人も少なくなかったようで……」
青年期の乃木を演じたのは、『インナージャーニー』というバンドのドラマーで、俳優としても活躍している櫻井海音(かいと)。何を隠そう、あの国民的バンド『Mr.Children』の桜井和寿の長男だ。
キャスティングしたスタッフの有能ぶり
《VIVANT、ドラマの内容とは関係なくて驚いた情報なんだけど若い頃の乃木の役者がミスチル桜井の息子だということ》
《超絶無知すぎて恥ずかしいんだけど、昨日のVIVANTで乃木さんの少年時代役で出てた櫻井海音さん、ミスチル桜井さんの息子さんだったのね…!》
と驚きの声が上がる一方、
《若い頃の乃木役、とても違和感なく乃木に見えました!》
《乃木さんの若い頃役の櫻井海音くんと堺雅人って、そっくりね!》
《堺雅人と桜井和寿が似ていることを活用して、櫻井海音を堺雅人の高校時代の役にキャスティングするVIVANTスタッフの仕事ぶりの確かさすごすぎん!? 恐れ入る》
などと“そっくり度”を絶賛する人も。
当の櫻井海音は、自身のInstagramで《18歳の乃木憂助を演じさせていただきました。来週も熱いですよ。是非是非。》と投稿していた。
キャスティングもとことんこだわった『VIVANT』から、まだまだ目が離せない!