目次
Page 1
ー 《天は二物も三物も》
Page 2
ー “しー画伯”の作風は

 

 工藤静香(53)がインスタグラムに投稿した自作の絵が話題となっている。

《天は二物も三物も》

《筆が固まってしまったから、メンテナンスをしようと思いつつ、絵の具を見ると描きたくなります。笑》

 と、青や緑、黄色の色彩を組み合わせ、鋭い目の迫力ある鷹を描いた油絵を公開。この投稿にフォロワーからは、

《まるで生きているように格好良いです》
《天は二物も三物も与えたんですね》
《しーちゃん画集の予定はないですか?》

 と絶賛の声が。

 工藤は1990年に20歳で初入選して以来、これまで20回以上の入選を経験している二科展の常連だ。二科展といえば古くは石坂浩二五月みどり、近年では押切もえ、元「乃木坂46」若月佑美など多くの芸能人が入選してきたことでも知られる。

「日展(日本美術展覧会)」「院展(日本美術院展覧会)」と並ぶ日本三大美術展のひとつとされている二科展(二科美術展覧会)とはどのような展覧会なのか。もしかして芸能人のために“特別枠”があったりして……?

 美術に詳しいライターの浦島茂世さんによると、

「日展、院展は師匠の流派を守るという要素が強く、二科展のほうが自由な雰囲気が強いです。門戸を広く開放していて、教えてくれる先生が多い。自由な雰囲気だからこそ、芸能人も応募しやすいのかもしれません」