目次
Page 1
ー さらば森田が考える“頼りになる作家”
Page 2
ー ゴシップ仲間はアノ人気芸人たち
Page 3
ー 東ブクロの思い出に残る番組
Page 4
ー 「芸人と名乗れて飯食えたら充分」

 

 テレビ、YouTube、CM業界などの放送作家として、数々のコンテンツを作り出してきた澤井直人(33)。今、ほかの誰よりも「人間」に興味がある平成生まれの彼が、「話を聞きたい!」と思う有名人と対談する、好奇心と勢いだらけのインタビュー企画『令和にんげん対談』! 

 第13回は、お笑いコンビ『さらば青春の光』が登場! 2人合わせてのレギュラー番組(テレビ・YouTube・ラジオ・ネット配信)は20本を超える。5月からは単独ライブ『ラッキー7』を控える超売れっ子の2人だが、縦横無尽に芸能界を駆け回る2人が、これまでの軌跡を振り語りつつ、単独ライブの意気込みや、これからの抱負を語ってくれました!

澤井直人(以下、澤井):単独ライブも控えているお忙しい中、本日はありがとうございます!

さらば青春の光・森田哲矢(以下、森田):ちょうどこれからネタを考えるから、一番しんどい時期よね(笑)。ネタが出来上がればライブの雰囲気も見えてくるんやけど、どこまでネタ作りに時間取れるかなって。

さらば青春の光・東口宜隆(以下、東ブクロ):稽古時間は取ってるとは思うので、森田のネタ次第ってところですね。

森田:(ネタ作らんやつが)デカい口叩くなや!

さらば森田が考える“頼りになる作家”

澤井:(笑)。今年の単独の意気込みはいかがですか?

森田規模が1万人増えて3万キャパになったんで、多少気が引き締まってると思います(笑)

澤井:僕も当時、大阪のO-CATという小さな箱でやっていた『ミニクルナ』というライブでさらばさんを拝見したことがあります! お二人にとって印象に残っていたり、ターニングポイントになったライブはありますか?

森田やっぱ初めての単独ライブは覚えてますね(2011年の(『~東京上陸大作戦~』)。まだ松竹にいた頃で、毎月大阪から東京に通いながらだったんですけど、いわゆる当時のベスト盤みたいなネタをやってて。そこでなんとなく手応えというか「俺らいけるかもな」って感じで。

澤井:ちょうどキングオブコントで準決勝に上がってきた頃ですよね。

森田:そうですね。あとは2013年の事務所辞めた頃のライブも忘れられないすね。フリーになって一発目で、『野良』っていう単独をやったんですけど。

東ブクロ:当時は仕事もなかったし、お客さん来てくれるのか不安もあったからな。なんだかんだお客さんも来てくれて、ネタもいい感じにやらせて頂いてホッとしたのを覚えてますね。

森田あとはやしろさん(単独ライブの演出を担当しているマンボウやしろ氏)が入って以降、一気に集客が伸びたんで、その辺りはターニングポイントよね。

澤井:放送作家として聞きたいんですけど、芸人さんがライブやるとき、こういう作家さんだと頼りになるっていうのはありますか?

森田自分が書いたネタに対して、「これはやらないほうが良い」って、はっきりストップかけてくれる人は信頼できますね。芸人からすると、自分たちが書いたネタを疑っているというか、観客にちゃんと伝わるかっていう不安はあるんで。

 むしろ他の芸人さんのライブを観に行った時は、どの作家さんが入っているのかも見てますね。「このネタにNG出さんかったんや」とか、「よくOK出したな」とか、結構気にしてますね。