目次
Page 1
ー 大相撲のオシャレ化粧まわし
Page 2
ー 化粧まわしのトリビア

《世にも斬新!》
《初日からペコってもう優勝》

大相撲のオシャレ化粧まわし

 5月12日、大相撲夏場所初日に時疾風不二家のペコちゃんの舌をデザインした化粧まわしで土俵入りし、注目を集めた。華やかで趣向を凝らした化粧まわしを毎場所、楽しみにしているファンも多い。というわけで“大相撲オシャレ化粧まわしダイジェスト”、振り返ってみよう!

「最初に大きな話題になったのは、1973年に立浪部屋の力士、玄武がつけた“バカボンのパパ”柄の化粧まわしだったと思います

 と、語るのは力士への取材が多いベテラン編集者。十両昇進の際に漫画家の故・赤塚不二夫さんから贈られたものとして話題になった。また記憶に残ったものとして、

「昨年2度の優勝を果たした貴景勝『ジェラートピケ』から贈られたモコモコ素材のくまちゃん柄の化粧まわしは斬新で可愛かったですね~」(同・編集者)

 また別の『週刊女性』相撲担当記者によると“力士出身県のご当地キャラや、その土地にちなんだ景観などがモチーフになることも。特にお城は多いですね”とのこと。

佐田の海のくまモンは目立っていましたし、徳勝龍のせんとくんは少し不気味な可愛さが。山口出身の豊真将と同じく山口出身の豊響が、ふたり並んでフグ柄の化粧まわしをつけた土俵入りもグッときました」(同・相撲担当記者)

 出身地モチーフとしては、熊本出身・正代のメロン(熊本の名産品)も柄としてレアだった。また、ブルガリア出身の琴欧州『明治ブルガリアヨーグルト』の化粧まわしをつけた姿も、シュールで面白くインパクトがあった。スイーツ系でいうなら昨年9月に熱海富士に寄贈された『熱海プリン』柄は、今場所でも輝いていた。