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10月19日から2日間、埼玉県川越市で『川越まつり』が開催された。
「『川越まつり』は江戸時代から370年以上にわたり、長年続いてきた伝統のあるお祭りです。何台もの山車(だし)が行き交うのですが、数台の山車が笛や太鼓などのお囃子(はやし)で競演し、周りの人々が提灯(ちょうちん)を振り上げ、歓声を上げる『曳(ひ)っかわせ』というイベントは最大の見どころ。2016年には『山・鉾・屋台行事』として、ユネスコ無形文化財に登録されるなど、世界的に認められた行事です」(全国紙文化部記者、以下同)
屋台に“カビ付き”のりんご飴
見どころはほかにもたくさんある。
「『屋台村』と呼ばれる屋台が集結するエリアがあり、『川越まつり』を楽しむうえで、見逃せないスポットになっています。今年の屋台の総数は、なんと約840件。屋台を目当てにまつりに訪れた方も多くいました」
今年もまつりを彩る多くの屋台が出店したが、思わぬところで注目を集めてしまう。
「ある屋台で“カビ付き”のりんご飴が売られていたんです。このカビ付きりんご飴の写真がネット上で拡散され、多くの批判が寄せられていました」
このりんご飴を購入した投稿主は口に入れる前に気づいたようだが、
《毒りんごにしか見えない》
《保健所はなにをやってるんだ……。衛生管理しっかりしてくれないと楽しめない》
《ぞっとする……最近こういうの多くてもう買えない》
など、運営体制を疑問視する人や、屋台離れを宣言する人も散見された。