0826_橋本聖子

 元フィギュアスケート選手・高橋大輔に無理チューをした橋本聖子日本スケート連盟会長。この醜態に対して、報道各社に反省コメントを発表するも、橋本氏の行動は“お咎めナシ”。その対処に関して、各方面からは厳しい指摘が挙がっている。

 海外でのマナーに詳しいデヴィ・スカルノ氏は、キスが“敬意と感謝”のしるしだとする彼女について、

「確かに頬にキスするとかハグするとかは、外国では日常茶飯事です。でも、挨拶がわりに唇と唇のキスは絶対にありえないです。高橋選手が記者会見で謝ったことにも、違和感がありました。明らかに受難者である彼が、なぜ謝らなくてはならないのか」

これがもし、浅田真央選手が男性の連盟役員に同じことをされていたら、いったいどうなっただろうか。

 法律的な観点から、弁護士法人『F&S』の町井敏亨弁護士にも話を聞いた。

「浅田真央さんが同じような行為を男性役員からなされたら、その状況などにもよりますがより一層、セクシャルハラスメントと評価されてしまうと思量いたします」

 橋本氏を知る関係者は言う。

「とにかくお酒が強い。問題になっている打ち上げの席でも、泥酔していたとは聞いていませんね。『日本酒を愛する女性議員の会』というのがあって、その会長を務めているのが野田聖子さん、副会長が橋本さんなんです。お酒に酔ってキスをするというのは主に野田さんなのですが、もしかしたら橋本さんも影響されちゃったのかも」

 さらに、女性が国会議員になってから生じやすい“変化”も指摘した。

「ひとクセもふたクセもある男性議員たちとやりあっていかないと務まらないから、女性議員はどんどん“オッサン化”してしまう。だから、高橋選手にキスをしたのも、酔っぱらってしちゃったというより、“減るもんじゃないんだからいいじゃないか”という感覚だったと思いますよ」