「亡くなった夫の通夜で喪主を務めたのですが、憔悴しきっており無言で立っているのがやっとでした」(スポーツ紙記者)
9月25日の早朝、大阪にある自宅マンションに止めた車で、首をつって死亡していたET-KINGのボーカルTENNさん。第一発見者は妻で、SPEEDの上原多香子だった。
「紙3枚の遺書が残されており、上原さんに対しては“今後の活動も頑張ってほしい”といった内容のメッセージが残されていたようです。上原さんは自殺した理由について心当たりはまったくないようです。東京からSPEEDの今井絵理子や島袋寛子らが駆けつけて彼女に付き添っています」(前出・スポーツ紙記者)
上原とTENNさんが入籍したのは2012 年8月。結婚2周年を迎えた日にはブログでツーショットを披露していた。
「TENNさんはフットサルチームに参加していて、試合には上原さんもマネジャーとして参加していたほど夫婦仲はよかったです。」(レコード会社関係者)
2006 年にメジャーデビューしたET-KINGは大阪を中心に活動するヒップホップグループだ。
「そろいのハッピ姿で関西人らしい楽しいパフォーマンスが人気です。ただ、SPEEDと比べると知名度はイマイチ。結婚したときは、“格差婚”と受け止める人もいましたね」(音楽ライター)
ET-KINGは2014年4月に活動を休止。TENNさんは新ユニットの『ヒロウモンズ』を結成してライブ活動を始めていた矢先だった。
「ET-KINGが活動休止して、TENNさんの収入が目に見えて激減。最近は上原さんがバラエティー番組や舞台に出演する機会が増えていて、TENNさんからしたら嫁に働かせている状況になっていたんです。本人はかなり悩んでいましたが、これが自殺の原因だとしたら彼はよっぽど責任感が強かったのでしょう……」(芸能プロ関係者)