9月下旬のとある平日、1台の高級車が都内商店街の一角に立つビル前に停車した。ハンドルを握る男性はナント反町隆史で、助手席に座るメガネ女性はもちろん松嶋菜々子。まさかのビッグカップルだった。
「お子さんたちを英語塾『A』に通わせていて、毎回送迎しているんです。たいていは反町さんおひとりですけど、松嶋さんも一緒のときもありますね」(近隣住人)
そういえば松嶋は“教育ママ”と言われていたこともあった。
「かつては難関私立校を目指すため、“お受験塾”『B』に長女を通わせていましたからね。年間200万円とも300万円ともいわれる高額な授業料も、合格のためには惜しくはなかったのでしょう。当時は一般家庭とかけ離れた超セレブ教育を受けさせていると話題になりました」(芸能レポーター)
ところが希望どおりにはいかなかったのか、長女は目指していた学校とは別の私立校へ進学。もともと夫の反町は、“お受験”には乗り気ではなかったという。
「“のびのび育ってほしい”と、勉強の息抜きなどのサポートを務めていたそう。琵琶湖に別荘を持ったのも、都会暮らしでは味わえない自然を経験させたかったから。菜々子さんもお受験を経験して、“楽しく学ばせたい”と考え方も変わってきたのでしょう」(芸能プロ関係者)
さて夫婦が選んだ『A』は、4年生の長女が週2回通うと月謝が約4万円で、1年生の次女が約3万円。2人合わせて計7万円ほどだ。
「小学生の学習塾月謝は、全体的に見ると平均1万円が相場。一見すると『A』は割高ではありますが、英検などの資格やコミュニケーション教育、また将来の留学準備にも特化しています。とくに英語教育に力を入れたい家庭には人気の塾ですが、通う生徒は一般家庭の子どもばかりですね」(教育情報誌編集者)
この日夜7時を回ったころ、塾を終えた娘たちを車から降りて出迎え、次女の手を引いて後部座席に乗せた松嶋。車内にはごく普通の家族の笑顔があふれていた。