NHKの大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』に出演中の福山康平 撮影/高梨俊浩

モテとは無縁!?の大学1年生

「3つ下の妹と9つ下の弟がいるんですけど、妹とはしょっちゅうケンカしてます(笑)。だから、アスラ(鈴木梨央)は、すごく可愛い妹でした」

 現在放送中の大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』(NHK総合・毎週土曜夜9時~)で、アスラの兄・チキサを演じる福山康平(18)。破壊神を召喚する能力を宿してしまった妹を全力で守ろうと奮闘する心優しい兄を熱演している。

「現場では、梨央ちゃん以外が年上の方たちばかりなので可愛がってもらっています。東出(昌大)さんとは、将棋をさしたり。綾瀬(はるか)さんはいつも明るくて、役との切り替えがすごくカッコいいです!

 衣装やメイク、こだわり抜かれたセットも見どころだと目をキラキラさせる彼は、スカウトをきっかけに2015年にデビュー。

「自分とはつながることのない世界だと思っていました。声をかけていただいたときは、とにかくびっくりして、すぐにお返事できなかったのを覚えています。中学・高校とずっと野球をやっていたので、いつかその特技を生かせる役ができたらうれしいです

 現在は大学1年生。クールな顔立ちが印象的で、野球が得意となればモテたのでは……?

「そういうのとはまったく無縁の生活を送ってきました。本当に、まったくなかったです(笑)」

 じゃあ、好きな女性のタイプは?

落ち着いた女性がいいです。僕がそんなにおもしろいことができないタイプなので、それでも“つまんない”って思わないような心優しい女性だとうれしいです(笑)。僕は釣りも好きで、野球を見に行くデートもいいなって思うんですけど……それにも“楽しそう!”ってノッてきてもらえたら最高ですね(笑)」