社会・事件 2021/6/26 「わしがなんとかしてやる」自殺の名所で720人を救った“命の番人”が受け止める心の叫び 事件社会問題自殺人間ドキュメント 『週刊女性』編集部 印刷 [写真 1/16枚目] NPO法人『心に響く文集・編集局』理事長茂幸雄さん 撮影/齋藤周造 [写真 2/16枚目] パトロールには双眼鏡が必須。自殺をしに来た人は岩場に隠れて日暮れを待つことが多い 撮影/齋藤周造 [写真 3/16枚目] 「飛び込み場所」のひとつを指さす茂さん。断崖絶壁を見下ろし、同行した編集者は思わず足がすくんだ 撮影/齋藤周造 [写真 4/16枚目] 福井県警の警察音楽隊でトロンボーンを演奏したことも [写真 5/16枚目] 老カップルから自殺後に届いた手紙。お礼の言葉とともに、生きる希望は「絶望の日々で粉々に砕かれた」と綴っていた [写真 6/16枚目] 警察官時代の茂さん。東尋坊を管轄する三国署(現・坂井西署)の副所長を務め、自殺問題と向き合った。 [写真 7/16枚目] 保護した人たちには事務所を兼ねた茶屋で、福井名物の大根おろしをからめた「おろしもち」を振る舞う 撮影/齋藤周造 [写真 8/16枚目] 保護した人たちには事務所を兼ねた茶屋で、福井名物の大根おろしをからめた「おろしもち」を振る舞う 撮影/齋藤周造 [写真 9/16枚目] コロナ禍の影響なのか、「女性を保護するケースが相次いでいる」と茂さん 撮影/齋藤周造 [写真 10/16枚目] 事務局長の川越さんはNPO設立当初からのスタッフ。ぶれない茂さんに絶大な信頼を置く 撮影/齋藤周造 [写真 11/16枚目] 県内外からの来訪者でにぎわう観光名所でもある東尋坊。そのため、自殺のイメージが強調されるのを避けたい地元と、茂さんたちとの間で軋轢が生じたことも 撮影/齋藤周造 [写真 12/16枚目] 県内外からの来訪者でにぎわう観光名所でもある東尋坊。そのため、自殺のイメージが強調されるのを避けたい地元と、茂さんたちとの間で軋轢が生じたことも 撮影/齋藤周造 [写真 13/16枚目] 自殺が社会問題となるにつれ、茂さんの活動への理解も深まるように。講演依頼も増えた [写真 14/16枚目] 自殺を決意した人たちの姿を収めた写真集『蘇 よみがえる』を出版。保護する直前に撮影、のちに許可を得て掲載した。就活が全敗し岩場で海を見下ろす女性。 [写真 15/16枚目] 自殺を決意した人たちの姿を収めた写真集『蘇 よみがえる』を出版。保護する直前に撮影、のちに許可を得て掲載した。男性は職場でうまくいかず命を絶とうとしていた [写真 16/16枚目] かつて命を救った男性からのSOSコールに、熱心に耳を傾ける茂さん。電話相談は約40分にもおよんだ 撮影/齋藤周造 この写真の記事へ戻る