「芸人のなかでも、指折りの“クズ”という評判が高いですね(笑)。1月19日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でも、仕事の途中で帰ったエピソードが暴露され、共演した山崎夕貴アナウンサーには“あんたの彼氏より、俺おもろいからな”と暴言を吐いていました」(テレビ誌ライター)

 昨年末、苦節15年でM-1グランプリ優勝という栄冠をつかみ賞金1000万円をゲットしたお笑いコンビ・とろサーモン。ボケの久保田かずのぶは、冒頭の番組にて、“ツイッターで他人になりすまして相方の悪口を書いていた”とも暴露された。M-1優勝前には、他人になりすますこともなく本人名義で芸能人らしくなさすぎる行動をとっていて……。

久保田さんが大好きなアパレルブランドの『シュプリーム』で、発売直後から値段が高騰し、入手困難となったダウンジャケットがありました。

 彼はM-1優勝前、それも決勝前日という日に、ツイッター上で転売を行っていた一般人に、値切り交渉をしていたんです」(ファッション雑誌ライター)

 シュプリームとは、世界的に人気のアメリカのブランド。芸能人の愛用者も多く、また近年はルイ・ヴィトンやナイキといった他ブランドとのコラボを頻発。久保田が狙ったのもアウトドアブランドの『ザ・ノース・フェイス』とのコラボ商品だった。

 久保田は、見た目によらず(?)ファッション好きとして知られ、漫才をする際の衣装のジャケットも柄物など、ひとクセあるものが多い。

転売しようとしていた人は10万6500円を希望していたところ、久保田さんはツイッター上で“10万★”(★は土下座の絵文字)と返信を送りましたが、希望を下回る金額提示に、残念ながら“申し訳ありませんが厳しいです”という返答でした。

 いまではそのジャケットはオークションサイトなどで20万円ほどの値をつけています。ちなみに定価は7万円ほどです」(同・ファッション雑誌ライター)

 しかし、久保田は粘り強い。そこで諦めなかった。「10万」と値切った翌日、ご存じのとおり、彼は見事、漫才師の頂点に立った。繰り返しになるが、M-1の賞金は1000万円(コンビで割れば1人あたり500万円)である。

M-1優勝後の1月11日に出演した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)の人気コーナー“スターの私服”で一般人を相手に値切ってまで欲しがっていたダウンジャケットをバッチリ着ていたんですよね。

 M-1王者の称号を得たプライドか、念願の服を手に入れた喜びか、すごく誇らしげな表情でした(笑)。いくら高騰していても、いまの久保田さんには安かったのかもしれません」(同・ファッション雑誌ライター)

 好きなものを好きなだけ手に入れられるようになった久保田。

「あまりの人気ぶりに偽物もけっこう出回っているようですけど……」(同・ファッション雑誌ライター)