――ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs氷帝の稽古や舞台での印象深い出来事は?

財木 まあ、でも二幕が終わった後だよね。

三浦 ああ~、そうだね(笑)。

三浦宏規、財木琢磨 撮影/森田晃博
三浦宏規、財木琢磨 撮影/森田晃博
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財木 “どっくんどっくんどっくん”っていう心臓の音が聞こえる演出がされた舞台上で、手塚と跡部の2人が対峙(たいじ)して、二幕が終わるんですけど。

三浦 その後の三幕から試合で。二幕の終わりで、これから試合が始まるってところで幕が降りる。その瞬間に……。

財木 無言で、いつも真顔で握手してた。

三浦 あれ、なんだったんだろうね?

財木 もうそれが、初日からルーティンになってたよね。

――どちらから始めたんですか?

財木 同時に。

三浦 うん。なんか知らないですけど。

財木 阿吽(あうん)の感じですね、ほんとにそんな感じでした。

三浦 うん、千秋楽までやってました。

家がもっと近かったら、たぶんもっと会ってる

――普段はどのくらいの頻度で連絡をとったり、会ったりしていますか?

財木 宏規から、たまに意味もない電話がかかってきて、意味のない話をしてっていうのはあって。プライベートでも温泉行こうねとか、家に泊まりにくるとは言ってるけど、なかなか実現してない。

三浦 家がもっと近かったら、たぶんもっと会ってるんだと思うけど。

財木 でもいつか絶対来るよね。俺んちに。