「本人は犯行について自分で間違いないと認めています。取り調べには素直に応じて話していますし、証拠隠滅や逃亡のおそれがないことから逮捕はしておらず、在宅捜査を続けています。
映像、その他の証拠についてもあらゆる捜査手法を使って、立証を進めているところです。最終的には警察内部での処分になるので、事件を加味して懲戒処分を決定します」
地元紙の見出しに「県警また不祥事」とあったように、大分県警は2016年から'17年にかけ、やらかし続けている。パチンコ店で客のスマートフォンを窃盗したり、顔見知りだった警察官のスピード違反を見逃したり、コンビニで面識のない女性の尻を触ったり、すべて現役警察官の仕業。緩みすぎだ。
近日中に処分を発表
前出の女性は、
「逮捕する側の人間がこんなことをして恥ずかしくないのか。今までよく仕事をしてこられたなと思います。正直ありえないです」
と、あきれ顔。Aの自宅近くの住民も「警察官の事件を聞いても“またか”という感じですね」と口をそろえる。「警察官には善でいてほしいのに」の声もあった。
前出・監察官も頭を抱える。
「再発防止に向けた教育、指導はこれまでも続けております。その中で、起こってしまった。当該警察官も、それを受けてきたはずです。それなのに? って思うでしょう。こっちも聞きたいくらいですよ、ほんと何で? って。
現在はまだ捜査段階ですので、近日中に処分の発表は必ずします。動機についてもそのときに明らかになるのではないでしょうか」
犯罪から市民を守るはずの警察官が、盗撮という許されない行為で被害女性の心に傷を作った。
Aは勤務先近くで単身赴任をしていたようで、3月中旬、人けがない日中を見計らって引っ越す姿が目撃されている。
「先日、奥さんらしき女性と一緒に布団などを運び出し、車に積んで、しばらくしてどこかに行きましたよ」(目撃談)