「女性からいちばん嫌われているのが指原さんということになりますが、若い女性やオジサンは彼女のようなぶっちゃけた方は好きかもしれません。対照的に中年の女性からはウケないのかもしれませんね」(稲増教授)
「指原さんが“嫌い”に入ってくる理由は、若さだけだと思う。彼女は年は若いけど、関西のオバサンのような雰囲気もあって、年を重ねたらすごいMCになると思います。若さが反感を生んでいるだけだと思いますね」(倉田さん)
RIKACOは出しゃばりすぎ!?
続いても女性で、若い指原と違い、情報番組への出演歴も長いRIKACO。
「当たり前でバカみたいなことを自慢げに語る」(61歳/年金受給者)
「知ったかぶりすぎ」(43歳/主婦)
「話に入らなくてもいいようなところで、話に割って入ってくるイメージ」(20歳/フリーター)
年齢は20代から60代まで、立場はフリーターに主婦、年金受給者と、幅広い層の女性から低評価だったベテランコメンテーターは、『ミヤネ屋』などに不定期で出演している。
「“ボスママ”とかにいるキャラクターなんですよね。わりと支配的にものを言うというか。“私はこう思うんだけど、あなたはどう思う?”ではなく、“これが正義じゃん!”みたいな。
そのわりに女性目線に立っているわけではない。むしろどちらかというと逆の立場だったり」(倉田さん)
“そのまんまひけらかし”も低評価
ワーストで5位に滑り込んでしまったのは、元・宮崎県知事で、元・お笑い芸人“そのまんま東”の東国原英夫。経歴的にはタレントコメンテーターにうってつけの存在だ。
「態度が偉そう」(42歳/会社員)
「人の話を聞かない。冷静に話せない」(39歳/会社員)
この2点について、彼と共演経験もある倉田さんは、
「“嫌い”に入った人は基本的に、人の話を聞きながら、自分のことを話すって感じではない人という印象ですね。東国原さんは、やっぱりよく勉強されている。
ただ、勉強されているからこそ、知識のひけらかしのように見えてしまう部分があるのかも。知っていることが多いぶん、尺を取って話しますね」
全体を通した、昨今のタレントコメンテーターの流行について前出の稲増教授は、
「専門家のコメンテーターではなく、芸能人のコメンテーターですから、賛否両論あるのは当然です。専門知識を発言して、それが間違っていて嫌われるのは問題ですが、芸能人のコメンテーターに求められることは素直な気持ちを視聴者に代わって代弁することです。
それに対して、好みが分かれるのは当然。むしろ、これだけ好きか嫌いかが明白な人が、今の時代に求められているのではないでしょうか」
※アンケート協力/株式会社エコンテ 点数は編集部にて採点