こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャ(R)」の大野萌子です。
友達に自分の悪いところを指摘されたとき、「バカにしているのかな」「失礼だ」ととらえれば、気分が下がると思いますが、「自分のことをよくわかってくれている」と思い、あえて言ってくれたととらえればどうでしょうか。
私たちがストレスを感じるのは、この「とらえ方」が大きく影響していて、同じ出来事に遭遇しても、その出来事のとらえ方によって、気分が上下します。
バスに乗り遅れてしまったら?
運がいい悪いも同じで、「運がいい」と思う人たちは、起こった出来事から自分にプラスになる目的を見いだし、反対に「運が悪い」と思う人たちは、マイナスの目的を見いだす傾向があります。
バスに乗り遅れてしまった。あーあと思った次の瞬間。
・プラスの思考
「まぁいいか。歩いて運動不足を解消できると思おう。風も気持ちいいし気分転換にもなりそう」
・マイナスの思考
「帰りがけに○○さんが話しかけてきたからだ。ほんとあの人は空気読めない人だわ。嫌になる」
といった具合です。
もちろん、すごく急いでいるときや状況によっては、プラスの気分になれないことはあるかと思います。
ただ、日常に起こりうることであれば、プラスの意識を持つだけで、気持ちが楽になります。そして、気持ちが楽になればなるほど、プラスに考えられる機会が増え、よいスパイラルを招きます。